新球場観戦レポート(3/14 対ソフトバンクオープン戦)。

2010年3月14日(日曜日)

…って事で、2010年の初観戦行ってきました。
広島でのカープ対ホークスのオープン戦は伝統の一戦になるんでしょーが、まぁオープン戦でよかったというか、何とも先行きが不安になりそうなゲームでしたが(´Д`)。

・初の日曜日のオープン戦だけあってか、なかなかの客足。
前の夜に空席状況を見た時に、外野・内野共に△マークだったので、開門にあわせて早めに行ったんデスが、電車の中か既にスロープで並ぶ長蛇の列を確認。
まぁ結局満員って程でも無かったものの、観客数は18025人って事で(中国新聞情報)、オープン戦としては上々じゃないですかね。広島駅前や愛友市場の賑わいも通常通りだったし。




↑まだ去年の選手バージョンのまま。



また、球場内の店も半分以上は出てたのはいいけど、内野に集中して外野組にあまり優しくなかったのはちと不便でした(´Д`)。内野の二階席は閉鎖してるので仕方が無いんだろうけど、パフォーマンス席の売店が空いてなかったのは地味に痛かったり。
…ちなみに、カープうどんの全部乗せを食べてみたかったけど、肌寒かった所為か物凄い行列が出来てたので次回に(´Д`)。



↑まだカープベンチには選手の姿は無し^^;。






↑新設されたベビーカー置き場。


                             ↑やっと開いてる店を見つけたら…カレー味???




↑このユニコーン看板もオープン戦で見納め。

↑今日は二階席は非開放&新サービスの告知(右)。


←あと、山口と福岡が物産展やってました。

・今日はパフォーマンスA席に陣取ってみた。
オープン戦は、内野・外野共全てが自由席って事で、今回は去年座る機会の無かったパフォーマンスシートA席に陣取ってみました。
パフォーマンスシートは応援にはいいけど、観戦の環境としては良いとは言えないので、熱心なファン以外はお奨め出来ないってのが正直な感想だったものの、さすがに前列のパフォーマンスAはちゃんとスコアボードも見えるし、パフォーマンスBの上段とは距離感も全然違うしで、こちらは割と文句無し(ただし、やっぱり一階席と比べて狭いので注意)。
基本は年間指定席なのが惜しいけど、チャンスがあったら積極的に取りに行きたい所。




…ただ、やっぱり雨には無力なのが辛いというか、今日みたく本降りになる位の雨なんて全然聞いてなかったぞ、おいってな事になると凄く悲惨なので(´Д`)、要万が一の対策って事で。


↑そろそろ選手達も集まりだしてきました。


↑今期からの助っ人コンビ。
←忘れちゃいけない裏方さん^^。

・先発はマエケンvs大隣。
今日の先発は、カープは開幕投手候補のマエケンで、ソフトバンクはマエケンと同期入団となる大隣。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:東出(4)、梵(6)、天谷(8)、栗原(5)、フィオ(7)、ヒューバー(3)、廣瀬(9)、倉(2)、嶋(DH)
ソフトバンク:本多(4)、川崎(6)、オーティズ(7)、松中(DH)、小久保(3)、多村(9)、長谷川(8)、松田(5)、田上(2)。





カープは好調の選手と不調の選手をサンドイッチにしたかの様な試験的なオーダーで、ソフトバンクは良く分からないのでコメントは割愛だけど(´Д`)、ホームランバッターを揃えてきてますなぁ。つか、スペランカー多村が健在だとやっぱり怖い。

あ、ちなみにフィオのコールは「ジェフリー」みたいっす。んで、どちらの応援歌も助っ人の汎用テーマだけど、そろそろ複数欲しいっすね。
中東の応援歌を新しく作って、旧ラロッカ先生のを助っ人に戻して使い分けてもいいんじゃないかという気も。





↑石原は自分から積極的にコミュニケーションをして、選手会長らしい姿も見える様になりました(´ー`)。
←緒方コーチ&前田様。






                             ↑今年からリボンビジョンで打順や成績などが紹介される様に。

■おまけ1:今日のスライリー。





・新入団選手紹介。
また、今日は試合前に新入団選手の紹介がありました。
さすがに豊作ドラフトだっただけあって、今年は華やかでした(´ー`)。今村が出てきた時の「春の選抜を制したエースが、今度はカープに栄冠をもたらす」って紹介台詞は胸がアツくなったし。
ちなみに、復帰の建さんも新入団選手扱いで紹介されてたのは一瞬噴いてしまったり。期間が短いだけに、あんまり居なくなってたって意識が無いんデスよね。
あと、ベイルも復帰していたのを密かに忘れてたけど(失礼^^;)、でも故障者やら調整が間に合わない選手が多い今の投手事情を考えれば、建さんやベイルは獲ってて良かったって事になりそうっすね。


↑クリックすると大きい画像が出ます。                                            ↑おかえりジョン・ベイル。

←クリックすると大きい画像が出ます。


■おまけ2:試合開始直前の選手お辞儀集。



・マエケンは味方にも足を引っ張られたけど、踏ん張って欲しかった。
さて、前回は炎上してしまったエース候補のマエケンの今日の出来デスが、敢えて全力投球は避けているのか、それとも調整不足なのかは分からないものの、球速も球のキレも球威もシーズン中のものとは程遠い印象。三者凡退に抑えた3回表はともかく、全体的に球が軽いのか、鋭い打球がポンポンと外野へ飛んでたのはやっぱり不安にもなろうというもので。


←まだまだ調整段階って感じのマエケン。

それでも、ピンチが続きながらも4回表終了時点まで無失点に凌いできてはいたものの、5回表に松田に先制ホームランを打たれ、更に3連打に2本のタイムリーを浴びてあっという間に4失点。またも炎上って事になってしまいました(´Д`)。1〜2回で投球回数が多かったので、そろそろ疲れが出てるかなって不安が的中した形になりましたが、でもやっぱり先発の柱が5回持たないんじゃ困るってもので。
昨シーズンは大竹を越える投球回数で1試合平均6〜7イニング投げていただけに、やっぱり求められるのは完投型投手だろうし。

…とはいえ、正直今日は序盤の拙攻に加えて、味方の守備の乱れもあり、野手陣に足を引っ張られてしまったって感じは否めず、これが交流戦だったらキレてもいいぞって位だったので苦しいマウンドだったとは思うんデスが、まぁそれでも耐えて耐えて結果を残すのが下位チームのエースの宿命デスしね(´Д`)。

←完璧な牽制をこぼされてセーフにされたんじゃねぇ…(;´Д`)。

・投手陣には両軍とも課題あり。
ただまぁ、ソフトバンク先発の大隣も球はそれなりに走っていても制球が悪く、更に持病の一発病も出てと、カープ打線が自爆してなきゃ同じ位の失点は余裕でしていただけに、こちらも先発ローテ合格というには厳しい出来だったんじゃないかと。


↑こちらもピリっとせず。

また、2番手以降も両軍共にピリっとせず、カープは3番手以降は梅津−横山−永川と主力を繋いだものの、結局辛うじて無失点だったのは永川だけという何とも不安を残す結果に。
梅津は正直、審判の可変式ストライクゾーンに虐められた部分もあるものの、マエケン含めて全体に球に力が無いのと、決め球が弱くて粘られていたという共通の傾向があっただけに、キャンプでヘロヘロになってたみたいなオチじゃなきゃいいんですが(´Д`)。




↑唯一マトモだったのが永川ってのも皮肉めいてるというか^^;。

ともあれ、結局今日は両軍12安打で、与四球数はカープが7つ、ホークスが6つの13も出してしまい、オープン戦なのに試合時間が4時間近かった、超グダグダゲームとなってしまいましたとさ(´Д`)。




↑しかし、ホークス側もイマイチ。

・打線は正直、”打つ方”は進歩してないと思う。
しかし、今日の勝敗を投手と野手のどっちに責任があるかと言われれば、やっぱり野手側なんデスよね(´Д`)。
まず1回の表、1死から梵が四球を選んで出塁、そしてこの時点で打率5割と絶好調の天谷が繋いで1死1、3塁で4番の栗原という絶好機を栗原三振、フィオが四球でフューバーも三振と逃がすと、2回裏は廣瀬の2ベース&長谷川のエラーで無死3塁という、1点はもう確実というチャンスで倉がキャッチャーフライ、嶋がファーストライナー、そして東出がセンターフライとまさかの無得点。更に3回裏も2死ながら栗原のツーベースを生かせずと、シーズン中なら「勝つ気あんのか?!」と野次のひとつでも飛んでた所で。

←現在、首位打者を爆走中の五割バッター、天谷。

…って事で、正直今日の勝敗の行方そのものは3回終了時点でもう負けかなって予感はしてました。序盤の1、2回で二度もノーヒットで先制できる機会を逃がしたなら、もう勝ち運からは見放されて当然というか。5回裏も嶋の反撃の狼煙となるHRの後で、東出のツーベースと梵の四球で無死1、2塁で中軸を迎えたビッグイニングのチャンスも追加点ゼロなんてやってしまってるし(´Д`)。

つか、オープン戦が始まった直後は打線が何とも酷い事になっていたものの、最近のカープ打線は天谷や嶋の爆発もあって打点力が伸びてきてた風にも見えたけど、そんな事無かったぜって感じですか(´Д`)。
常勝チームになりたければ、やっぱり先行逃げ切り出来なきゃならないというか、特にホームランバッターが少なく、中継ぎの主力が比較的安定しているカープだと尚更ってもんで、せめて犠牲フライ位は上げられる様になろうぜと。
しかも、この愚痴に該当するのが栗原、ヒューバー、倉と、尚更きっちり仕事してくれなきゃ困る人達ばかりだし。

・栗原は思ったより大丈夫っぽい。しかしヒューバーは…。
ただ、今年はオープン戦から調子が上がらずに苦しんでる印象の栗原デスが、実際に1試合観戦した中では思ったより心配は要らなさそうかなと。
今日は2安打とはいえ、確かに打ちまくれる様になってきてるって訳でもないものの、ただ球はしっかりと見えていて、打ち急がずにカットしながら待てていた印象はあるので。

…って事で、栗原に関しては少し出遅れるかもしれないものの、いずれは調子が上がってくるかなって予感があるんデスが、ただヒューバーは落ちる球に対応できず、扇風機になりかかってるのがちと厳しいかも。1打席目は栗原の時とほぼ同じパターンで三振を奪われてたけど、初球で落ちる球を大振りして、更に栗原の前例も合わせれば、2−2カウントで落としてくるのは分かってるだろうし、あそこは見逃すか何とかカットしてくれないと、中軸には厳しいんじゃないかなと。

←ちょっとヒューバーはフォローが見つからない…。

ちなみにもう一つの不安要素の守備に関しても、栗原のサード守備は思ったより上手かったものの(でもまあ、出来ればバックアップでレフトに俊速強肩タイプを置いた方がいいと思うけど)、ヒューバーのファーストはちとヤバめかも(´Д`)。
とりあえず、1回表に審判も一度はアウトを宣告しかけた、マエケンの完璧な牽制球を落としてセーフにしてしまったのは、ちょっと洒落になってない気が。

・倉さんには、謝罪と苦言のどちらも。
さて、今日はオープン戦にしては珍しく最後までマスクを被り続けた倉さんデスが、ファンとして謝罪と苦言を。
まず、1打席目に無死3塁という絶好機にあっさりとキャッチャーファウルフライを打ち上げてチャンスを潰し、2打席目も全く打つ気が感じられない三球三振。
こりゃ、打つ方は完全に捨てたのかと思って、3打席目は代打が送られなかったのに首を傾げていたら、センターを破るツーベース、更に4打席目もセンター前ヒットとマルチ安打。
きっちりとセンター返しが出来ている所を見ると、どうやらそれほどバッティングの調子が悪いって訳でも無さそうっすね。失礼しました(´Д`)。


↑結果的にはマルチ安打。

…だけどまぁ、やっぱり1打席の凡退はいただけませんがね。ランナーが廣瀬なんだから、浅いフライでも十分犠打になったんだし、きっちりと前に飛ばして欲しかった所。今石原の打撃が絶不調なんだから、尚更しっかりと最低限の仕事は決めていかないと。



■おまけ3:今日の5回裏。





・今村はまだ評価不能。ただまぁ初々しさはあったかも^^;。
さて、図らずもこれが今日の試合で最大の見せ場となってしまいましたが、マエケンが4失点で降板し、5回裏もビッグイニングのチャンスに嶋の本塁打の1点止まりと沈みかけた6回表、まさかのピッチャー今村コールに場内は再び大盛り上がりに。
そろそろ勝ち負けは諦め始めたファンも多かったと思われる中、ノムケンもなかなか分かってらっしゃる(´ー`)。

←思ったより早い本拠地デビューを果たした今村。
     ↑クリックすると大きな画像が出ます。


んで、記念すべきプロ&マツスタ初登板となる今日の今村の内容デスが、残念ながら評価不能って事で。いきなりフルカウントから長谷川にプロの洗礼を浴びせられてしまうものの、倉の構えた所に球が殆ど行ってなかったので、度胸が持ち味といってもやっぱり緊張してたんじゃないかなと。ストレートは高く浮いてたし、変化球も明らかに外れてたけど、ここは初々しさって事で。
ただ、ストレートの球速は140km以上出てたし、一応田上の打席以降は落ち着いたのか安定してきていたので、楽しみな存在というのは間違い無いです。ムネリ…もとい、川アのピッチャーゴロを受け止めた時とか、堂々としたもんだったし。



一応、これで予定通りの二軍行きが決まったみたいデスが、確かにマエケンを初めて市民球場で見た時と同じく、まだ主力レベルとはいかない非力さを感じたので、焦らず地道に鍛えていって下さいな。
いずれは、相手が誰であろうと自分のペースで打者を見下ろしながら投げられるエースになってくれるのではないかと期待しときます。

■おまけ3:ちょっと面白画像。

←何故かフォントが違う^^;。
←代打で出た後なのに何故かバットを構えて気合を見せる喜田剛^^;。

・やっぱり前田様の打席は雰囲気が違う。
そして、続いて野村監督のファンサービスその2…と言ったら失礼デスが、6回裏は1死で廣瀬、倉と繋いで1死2、3塁となった所で、嶋に変わって前田様が代打で登場。
残念ながら、結果はショートゴロに終わってしまったものの、全員総立ちで声を張り上げて前田智の名を叫び、とてもオープン戦とは思えない盛り上がりを見せてました。
去年の緒方と同じく、やっぱりこの人が出てくると空気が変わりますね。今シーズンを盛り上げる為にも、是非代打の切り札で居続けて欲しい所。


↑やはり存在感が違う。


・数字こそ出ないものの、やはりタクローはベテランの味が光った。
前田様の次は、東出の代打で同じく大ベテランのタクローが登場。
未だヒットは無かったものの、最初の打席は粘って四球を選んで次の梵のタイムリーを呼び込み、8回裏の第2打席は1死3塁できっちり犠牲フライを打ち上げるなど、相変らず数字には出ていないものの、熟練の技術は流石の一言。
今期もいぶし銀として渋い活躍をしてくれるんじゃないでしょーか(´ー`)。

ちなみに応援の盛り上がりも前田様並と、やっぱり未だにスター選手っすね。


↑こちらも負けず劣らず。


■おまけ4:今日のラッキーセブン。










・確かに高い走塁意識は実感した。
機動力野球の名の通り、今日は3つの盗塁を決めていた野村カープですが、その他にも随所でその成果は見えてました。
6回裏では、前田の代走として出てきた中東が盗塁を決めて、更に田上の悪送球を呼び込んで3塁走者をホームイン、7回裏は失敗はしたものの、1死2塁で喜田剛が放ったボテボテのファーストゴロの間に一気にホームを陥れようと駆け抜けたり、また1、3塁の時はすかさずに2塁を奪って2、3塁にしたりと、少しでも先の塁へという意識は強く感じました。

また、8回裏はタクローの浅い外野フライを3塁走者の倉が躊躇い無くタッチアップしてセーフになっていたものの、これ去年だったら確実に止まっていた所だろうし、そもそも全員が走塁練習をやっていたお陰か、倉の走塁技術自体が去年とは比べ物にならないと言ってもいい位に良くなってました^^;。というか、あれは技ありのタッチアップだし。

←意外と言ったら失礼だけど、倉さんまでもが好走塁を。

とにかく、試合を通じてチーム全体での高い走塁意識を感じたので、これは野村監督の成果がさっそく出てきてると言ってもいいじゃないかと。中東やショウゴといった代走要員がきっちりと盗塁を決めてるのを見ると、相手投手にとって嫌なチームになるのかなと。

←あとはやはり緒方コーチの存在も大きいんじゃないかと。

・ベースを投げろとは言わんけど、もうちょい抗議してもいいでない?
しかし、ここで一つ監督に提言も。
7回裏、ショウゴが本塁憤死した時に必死になって抗議してたけど、あの時はもうちょっと監督も積極的に動いて、オープン戦だろうが審判に説明させるって位はして欲しかったデスね。
別に前監督みたいに退場覚悟のパフォーマンスをしろとは言わないけど、ショウゴも生き残りにあれだけ必死になってるんだから、もう少しは気持ちを汲んでやって欲しかったというか。オープン戦だからと言っても、あそこのアウトかセーフの判定は勝敗を左右する局面だったんだし。

…まぁ、いくらなんでも前々監督みたく選手が食いかかって退場を告げられた後で面倒くさそうにベンチから出ていく様な事はしないとは信じてますが(´Д`)。


↑もう少しパッションがあってもいいと思いますぜ、野村監督。

・終盤は足を絡めていい攻めをしたものの、届かず。
一時期は7−3にまで点差が広がった後半戦、8回と9回は足を使って隙の無い攻めを見せて1点差まで追いついたたものの、最後は高明が盗塁失敗でゲームセット。あの時のショウゴがセーフだったらせめて引き分けだったのに…とか思うものの、まぁオープン戦だし、らしいと言えばらしいですかね(´Д`)。
よく追いついたと言うべきか、そもそも序盤で2点でも入れとけば楽に勝てた試合だったんじゃねーかと突っ込むべきかと、試合後は何とも複雑な気分でしたが、これが今の現状って奴ですかね。
向上してる部分は見えるけど、でもまだ”強く”はなっていないというか。

・お膳立てを整える力は確かに上がった。後はどうやって返すか。
ともあれ、試合が終わって今日の打線の総評をするなら、上記の見出しの通り。
チーム全体を見て高い走塁意識は感じたし、得点圏へとランナーを溜める為の力ってのは確かに去年までと比べて随分上がってると思います。盗塁でもヒット時の進塁でも、スキあらば一つでも先の塁へという意欲は見ていてはっきりと感じられたので、そこは野村監督流キャンプの成果なんだと思います。

…が、問題は相変らずのタイムリー欠乏症が払拭されていない事。
今日は打順の悪さもあったものの、タイムリーどころか、犠牲フライすらタクロー以外まとも打ててないんじゃ、結局は意味が無いワケで。
その辺の練習はしているのかどうかは良く分からないデスが、開幕に合わせてきちんと練習しておいて欲しいっすね。機動力野球の意識がワンヒットでの大量点に繋がってるのはいいけど、それでも運が良くなきゃ点が入らないじゃ計算のしようが無いし、今日の序盤みたいな拙攻を続けてたら、先発投手の気力を殺いでしまう怖れもあるまので。

←ここら辺の得点力が上がればね…。



↑あとは、若手がチャンスと奮起してもらうくらい…?

・一体、開幕投手はどうするんだろう…?
投手陣に関しては、大竹が投球過多による故障で3軍調整が決まり、ジオも打たれて、マエケンも二試合連続で5回までに炎上してと、熾烈な開幕投手争いが一転して、この時期に全滅しちまったって感じで(´Д`)、一体どうなるんでしょーね?
齊藤も不安定で篠田はまだ要二軍調整と、他のローテも元々の候補で合格点を出せる投手が居なくて、ペローンや場合によっては建さんもって可能性が出てきてる辺り、もしかしたら開幕してみたらローテの布陣がガラリと変わっているかもとか思ったり。

それでも、現状だと当面のエースはやはりマエケンに頼るしかないし、次の登板でなんとかいい形で…って所なんだろうけど、頑丈なのが取り得の大竹を壊してしまったのが痛かったっすね(´Д`)。
逆に言えば、他の選手にとってはチャンスとも言えるし、こういう時にこそ救世主が出てくるのもカープならではとは思うので、そこは前向きに期待したい所デスが。


↑りざると。スコア以上にモヤモヤとさせられる試合でした(´Д`)。

次は3/21の対阪神オープン戦予定です。
こちらは内野自由席での観戦になります。
    

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