新球場観戦レポート(９／１３　対巨人戦)

２００９年９月１３日(日曜日)
…って事で、今週は久々にパフォーマンスシートでのデーゲームを観戦してきました。
しかし、こう言っちゃなんだけど、やっぱり昨日は恵みの雨だったのかなぁと改めて実感させられた試合内容だった様な(´Д｀)

・今日も全席完売御礼。
先週に引き続き、今週も球場へ向かう道中で全席完売御礼が。
まぁ、前売りで残ってたのがビジターパフォーマンスと内野自由席位だったから予想は出来てたけど、巨人戦という事を差し引いても消化試合になってない効果は抜群って所でしょーか。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑９月にして、観客動員最高記録を突破。

…でも、さすがに３万人も入るとコンコースがやや窮屈っすね(´Д｀)。球場内で何を買うにしても行列待ちだし。
まぁいい事ではあるし、数年前までは想像も出来なかった光景だけど。

・今日もいたる所で、やるなら今しかねぇポスターが。
神宮で３タテしたのに気を良くしたのか、公式で緊急告知されていた通り、今回のカードも｢やるなら今しかねぇ｣ポスターが配布されてたけど、これで発行総数は２０万枚超えか(´Д｀)。新球場効果で景気がいいからだろうけど、暴走してますなぁ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑カープうどんの店頭にまで。

また今回は観客だけじゃなくて、ショップやビールの売り子さんの背中にもと、球場内のいたる所に貼り付けられてました。
つか、もしかしたらビールの売り子さんの場合は、「飲(や)るなら今しかねぇ」という煽りだったのかもしんないけど(´Д｀)。



・アンケートと庄原物産展にそれぞれ突っ込み。
今日の試合前に実施されていたイベントは、入り口付近で実施されていたアンケートと、庄原のミニ物産展の２つ。
という訳で、まずはせっかくなのでアンケートに参加。今年は慣れない新球場という事もあってか、結構不手際も目立ってるので多少厳しめの評価にしたけど、人がまだ立ち去ってないのに、まじまじと内容を確認するのはどーかと思うんデスがね(´Д｀)。そんなに気になってるのかよと。



あと、３塁側のビジターパフォーマンス下では庄原のミニ物産展が。つか、新球場になって物産展をやる所が増えた感じはありますな。
まぁ、観戦のお供になりそうな結構面白いものが売られてたりするので、個人的には嬉しいイベントではあるんデスが、でも１リットル瓶入りのりんごジュースを販売してたのはいいの？と、ちょっとツッコミを入れてみたくなったりして(´Д｀)。



・パフォーマンスシートも、左端だと快適なのね。
さて、今日は久々のカープパフォーマンスＢだったけど、席は今までと違って２１列目の左端(つまり、ライトより)。
センターよりだとスコアボードが全く見えずに観戦には不便を感じていたのが正直な感想でしたが、こちらはきちんとスコアボードが見えるし、また１塁側の視界が遮られて、カープベンチや内野自由席側が見えない難点はあるものの、この壁が日除けにもなってたりと、パフォーマンスシートとしては一番快適に観戦出来ました(´ー｀)。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑パフォーマンスシートの中では悪くは無いエリア。

やっぱり、パフォーマンスシートは座席で相当左右されますな(´Д｀)。左側のパフォーマンスＡとかはもしかしたら結構理想的なシートなのかも。暑いけど。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑絶好の野球日和だけど…。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑これだけはマジで注意。

←いつも仲良し。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑追い詰められてきたブラウン監督。


■おまけ１：今日の中国新聞提供のトピックス。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑って事で、今日も勝ってもらいましょう。

・先発はマエケンvs高橋尚。
今日の先発はカープは前日の予想報道通り、中４日でのマエケンで、巨人は左のエース候補と言われながらも、イマイチぱっとしていない印象の高橋尚。

←いつもは仲よさそうなのに、今回は控えめ。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ：東出(4)、小窪(6)、フィリップス(7)、栗原(3)、マクレーン(5)、廣瀬(9)、赤松(8)、石原(2)、前田健(1)。
巨人：坂本(6)、松本(8)、小笠原(5)、ラミレス(7)、亀井(9)、阿部(2)、脇谷(5)、古城(4)、高橋尚(1)。


カープは先発が左の高橋尚と予測していたみたいで、廣瀬、赤松と外野手は右打者ばかり。でも、全体的に巨人相手には非力さが否めないのが厳しい所(´Д｀)。
その巨人は、セカンドがキムタクじゃなくて古城ですか。阿部が絶好調だけあって、クリーンナップが他チームより１人多い重量打線っすね。それでいて高バランスなのがムカつくというか(；´Д｀)。




←円陣。


■おまけ２：やっぱり無邪気なクルーン。
カープ側に混じって談笑してる外人がいて誰かと思ったら、クルーンでした＾＾；。
タクローに会いにきたんだろうけど、やっぱり憎めないキャラっすねぇ。




■おまけ３：今日のスライリー１。





■おまけ３：今日のスライリー２。


←こっちは反応が微妙気味＾＾；。

■おまけ４：今日の始球式。

↑こういった思い出を持つ子が将来カープに入れば素敵な話とは思うわけですよ。

・やはりマエケンの中４日は無理があったかも。
中４日のスクランブル登板って事で、やっぱり不安感の方が先行していた今日のマエケンでしたが、案の定というか、やっぱり球に力が無かった感じですかね。
まず先頭の坂本を皮切りに、立ち上がりから連打を食らってあっさりと３失点。別に球が荒れていた印象は無いし(四球は1つだけ)、坂本と小笠原はバットの先の方に当たっていた訳で、単に投げる球に力が無かったという方が正解じゃないですかね。小笠原に続いてラミレスにツーランを打たれて３−０になった時は、まだゲームが始まって１０分も経ってませんでした(´Д｀)。




結局、６回を投げきって９安打１四球４失点。正に心配的中というか、やっぱり中４日は無理があったんじゃないかと。巨人相手に裏ローテの投手は通用しないという気持ちは分かるけど、それでもちょっと分の悪すぎる賭けでしたかね。
…まぁ、それでもマエケンには良く６回も頑張ったと褒めたいですが(高橋尚より長く投げてるし)。２回以降から球が走らないなりに少しずつ修正して立ち直ってきていたのも、流石は主力ローテの一角。ついでに石原もマエケンの調子から考えれば、良くゲームを壊さないギリギリで凌いだんじゃないかと。


↑やっぱりこの後半戦で登板過多気味だったかな？

・高橋尚の調子も最悪に近かっただけに、打ち崩せなかったのが残念。
一方の巨人先発の高橋尚も随分と調子が悪そうでした。こちらは球威というより、完全な制球難。ボールが先行してストライクがなかなか入らず、こちらも東出、小窪と連続で出塁されて立ち上がりから大ピンチ。
しかし、それ故に序盤で打ち崩せなかったのが残念っすね(´Д｀)。１回裏は１死１、２塁、３回裏と４回裏は２死１、３塁と再三で好機を迎えていたのに、これらのチャンスで得た打点は僅かに１。今日の高橋尚なら上手く畳み掛ければ４〜５点は取れていたっぽいし、出来れば１回裏で同点にまで追いつけておけば勝ち目もあったろうに、４番の栗原が不発だったのが痛い(惜しい当たりはあったんだけど)。



要は相手は請求で苦しんでたんだから、カウント稼ぎの甘いストライクが入るのを待てば良かったのに、何だかカープ打線の方が打たなきゃと焦っていた様にも見えたので、調子が悪い分精神的に余裕が無いんデスかね。

・仕事はしたけど、もし自分が監督ならフィリップスは懲罰交代させてた。
一応、２打席目でチーム初得点のタイムリーを打ってるので、３番打者としての仕事はしているフィリップスだけど、個人的には今日の心象はすこぶる悪いです。
１回裏の１打席目、ノーアウト１、２塁でショートゴロを引っ掛けてしまった場面で、ゴロを打たされてしまった事自体はまぁ仕方が無いとして、その後１塁までノロノロと走っていたのがどうにも許せないというか、実はあのゴロは坂本が処理をモタつかせていたので、全力で駆け抜けていたらおそらく１塁はセーフだったんじゃないかと(せめて全力疾走でアウトなら納得できた)。
結局、次の栗原と２回表のマクレーンが三振だったから、結果論で言えば同じではあるんだけど、こういう怠慢プレーの積み重ねが低迷を招く気がするので、あっさりとゲッツー成立を諦める様なマネはして欲しくなかったです。３−０から一気に逆転しそうな流れも殺してしまったし。

←打てても基礎をしっかりしてくれないと勝てないっての。

・赤松は疲れが出てきてるのかなぁ…。
こちらは怠慢ではないんデスが、赤松も先週に続いて今日も攻守で何となく精彩を欠いていた感じが。
一応、２打席目はフルカウントで粘った末に飛んできた甘い球をレフト前へ運んでいたので、調子自体はそれほど悪いって事もなさそうなものの、やっぱりシーズン終盤でレギュラー慣れしていない疲れですかねぇ(´Д｀)。
ただでさえ、レフトのフィリップスのフォローで負担が増えてるだろうし、一番大事な時期で疲れがピークになってるのなら、思い切って休ませるとか対処は必要ですかね。打席に立っていても、前半戦みたいな打てそうなオーラがすっかりと影を潜めてしまってるし。

・敵ながら、亀井は見事だった。
ともあれ、マエケンは２回〜４回は無失点で持ち堪え、３回裏にはマクレーンのソロも飛び出して３−２と一点差まで追い上げと、次第に中盤へ向けていい流れにはなって来てたんデスが、それを再び巨人へ傾けてしまったのは亀井の一打でした(´Д｀)。

５回表、先頭の松本にツーベースを打たれてしまった後、小笠原、ラミレスと松本を進塁させながらも２死を取った所で、バッターは５番の亀井。ここで初球を３塁線へ綺麗なスクイズを決められて、まさかのタイムリー内野安打。一応、最初の打席でセーフティバントを失敗した伏線があったとはいえ、２死３塁で再び仕掛けてくるとは、完全にやられたって感じで。
認めたくはなくても、敵を褒めるしかないってのはこの事なんでしょーね(´Д｀)。これは本当にやられた。

←レベルの差を見せつけられた観はあるかも…。

■おまけ５：今日の３回と５回終了時。
今日も節々でスタンドが真っ赤に染まってました。







■おまけ６：今日のＣＣダンス。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑こちらも忘れずにって事で＾＾；。

・ああ、Ｍ．中村さえいれば…(´Д｀)。
結局、先発の高橋尚は５回を投げ切って降板し、亀井に追加点を取られて４−２。９回はクルーンが出てくるだろうから、ここはお盆の時みたくマイケル中村の登場に期待するしか無かったんデスが、そういえばそのお盆のゲームの後で抹消中でした、残念(´Д｀)。

…って事で、今日は越知と山口にしっかり繋がれて、６回以降は僅か１安打１四球。もう巨人は勝ち負けなんて関係なくなったんだし、少しはサービスしろよと愚痴の１つも言いたくはなるんデスが、今は安パイが見当たらないのが厳しいっすね(´Д｀)。

←チミは安定しすぎ(´Д｀)。

■おまけ７：今日の巨人のラッキーセブン。



・中継ぎの分業が完全に崩壊してるのが怖い。
一方で、我らがカープの方も７回以降は横山、シュルツとほぼ危なげのない継投。
…ただ、これが勝ち試合ならいいんデスが、リードされてる局面で出す継投じゃないですわな(´Д｀)。まだ僅差だし、勝負を諦めていないって意思表示とも見えるものの、今のカープの中継ぎ陣の分業が崩壊してしまってるのが現状なんデスよね(；´Д｀)。未だに先行逃げ切りって形なら強いんだろうけど、打線が湿ってるだけに悪循環というか。


↑確かに横山もシュルツもいい仕事してくれてるんだけど…。

勝っていようが負けていようが横山、シュルツ頼み。長谷川、ペローン、梅津と故障者が相次いでるだけに、中継ぎの救世主が切実に必要な時期ではあるんデスが…。


↑あまりにもこの二人に負担かけすぎ。

■おまけ８：今日のカープ側のラッキーセブン。


←まだ１％でも可能性がある限り…。

・喜田剛を２軍に落としてる弊害が既に出てきてるんデスが(´Д｀)。
最終回はお約束でクルーンが登場。このクルーンも劇場型のクローザーとは言え、やっぱりあれだけ球が速いと力だけで捻じ伏せられる訳で、結局は三者凡退に抑えられてゲームセット。


←喜田剛がいればあるいはねぇ…。

つか、最終回で篠田と入れ替わりで２軍落ちした喜田剛不在がさっそく響いた感じデスかね(´Д｀)。一応、バッティング内容自体は良く粘って悪くは無かったんデスが、それでも最後のバッターが今日３タコの石原なら、出来れば長打が期待できて、しかも過去にクルーンを打った事のある喜田剛に代打を送りたかった訳で。
確かに、今は左はタクロー、天谷、末永、嶋とコマ自体はそこそこ揃ってるものの、左の代打の切り札という意味だと、喜田剛は必要な選手だと思うんデスけどねぇ。


↑タクローが良く粘ってくれてるだけに、繋ぎたい所なんだけど…。

・こう言っちゃなんだけど、やっぱり昨日は恵みの雨だったかも。
いずれにしても、今日はいつもの自爆も少なく、戦力差のままに負けるべくして負けてしまったって試合でした(´Д｀)。むしろ東出や廣瀬、末永にファインプレーが飛び出したし、貧打ながらそれ程悪くは無い内容ではあったんデスが、それでも先発のコマが足らない裏ローテの時期に巨人とぶつかってしまったのは痛かったっすね。

…って事で、最終戦がズレそうというのを差し引いても、ぶっちゃけ金曜日に負けてしまった事で、普通に３タテされていた可能性も高かったから、やっぱりチームにとっては恵みの雨でしたかね(´Д｀)。
逆に言えば、今日の敗戦は引きずっても仕方が無いって事でもあるんデスが。先週と比べて試合後もそれ程悔しさを感じなかったし、ここはさっさと切り替えて次の中日を迎える準備をすべきかと。

・原監督の采配能力が着実に成長してきてる…。
元々、個人的には原監督の評価は低めで(解説者時代に落合監督の采配に全く付いていけてなかったし)、マイミクのおにださんから「監督としてはかなり真っ当です」と反論されたりもしたけど、今日の采配を見ていると、確かに成長してきてますねぇ(´Д｀)。
今日のスタメンオーダーも絶妙だったけど、やっぱり５回表の２死からのセーフティスクイズは本当にやられた。個人的には、以前にマーティーがやってのけたディレートスクイズ以来の衝撃でした。

つか、これだけ独走しながらも、守りに入ってないって所が凄いです。小笠原、ラミレス、阿部の大砲に坂本、松本、亀井と小技の利くメンバーも揃っていて、昔の繋がらなかった見た目だけの重量打線とは比べ様も無い位に手強くなってるし。
何か中畑氏が、もう巨人でなくてもいいみたいな発言してるけど(確か、巨人って他のチームの監督になった人はなれないんだっけ？)、確かにこれじゃ出る幕は無さそうっすね。ただ、それも今は何をやっても上手く行ってる状態での話なので、やっぱり想定外の出来事が起こった時にどうなるかとかは分かりませんが。

←まぁ、やっぱり戦力バランスが良すぎだから、なんデスがね(´Д｀)。

・残された時間は少ないけど、もう瞬間風速でもキーマンを探し当てるしか道は無いかな。
いずれにしても、これからの９連戦が本当の山場になるんデスが、現状で言えばライバルと互角に戦える陣営とは言い難いのが厳しいっすね(；´Д｀)。
まず打線は東出は調子を上げてきてるし小窪も頑張ってるけど、肝心のクリーンナップが湿り気味。フィリップス、栗原、マクレーンの誰でもいいから覚醒してくれないと、打ち負ける試合の連続だろうし。中継ぎが故障者と登板過多で１−０や２−０みたいな最小点差での逃げ切りは厳しいだけに、毎試合４点位は取れる打線にならないと。
投手陣に関しては裏ローテのコマと、僅差で負けてる時に、横山、シュルツを休ませてこれ以上の失点を防いでくれる中継ぎが必要かと。もう左右を問わず。

…って事で、今必要としてるのは、瞬間風速でも大爆発してくれるキーマンっすね。クライマックスや日本シリーズなどの短期決戦ではキーマンを探せは鉄則だけど、今のカープはそこに辿り着くまでにどうしても必要なんデスが、こればっかりは思い切って起用してみないと分からない部分はあるだけに、もう運を天に任せるしかないのかも＾＾；。まぁ、フィリップスや栗原辺りが帳尻あわせを込めて何とかしてくれないかなーとは思ってるんデスが。投手陣は、とりあえず篠田に期待って事で。

ちなみに、最近倉のスタメンマスクが増えたのも、結局はキーマンになる期待を込めていたからという事じゃないかなーと思ってたりしてるんですが(後半戦は、倉のスタメンマスクの日の勝率が高いので)。


↑りざると。横綱相手に実力負け…って所ですかね。

次は９／２１。年に一度の聖地観戦オフを一塁側の内野指定席Ａでやる予定です。
ちなみに、翌日のレッドストームデイは申し訳ないけど不参加の方向なのでよろしくです。

■おまけ９：今日の試合後のスライリー。

↑スライリーを置いて３類側へ駆け込むマスコミの方々…。

←また来てね！…って所でしょーか。
　　　　

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