新球場観戦レポート(7/19 対ヤクルト戦) | 2009年7月19日(日曜日) |
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…って事で、スカイシートのチケットを取って久々の観戦に行って来ました(´Д`)。
でもなんつーか、結果以前に今日は初めてレポートをスキップしてしまおうかって思った位に書く内容に乏しいゲームだったりして。 わざわざ千葉からやってきたごちょさんやら、途中から観戦した妹達から試合後に予約して取っていたチケット代を請求するのが心苦しくなった位で、やれやれの一言っすねぇ(´Д`)。 ・天気予報はYahoo!に軍配か。 今日の天気予報は、Wiiのお天気チャンネルだと降水確率90%の完全な雨だったものの、Yahoo!は40〜50%位のどっちつかずの予報。 まぁ、どっちにしても千葉から遠征組みを迎える身としては何かイヤな感じは拭えなかったんデスが(´Д`)、結局雨は途中でパラパラと降ったものの、空模様自体は完全にお日様の日が照る青空で、どうやら雨が一日中降り続ける日じゃなかったのが正解だったみたいっすね。 ともあれ、途中で中断も無く無事にやれたのは何より…なのかなぁ(´Д`)。 ↑新設された球場外電光掲示板。意外と便利。 …ああ、余談だけどあと1つ。 新球場の入り口前でカープのサンバイザー付けて、いかにもカープ関係のフリーペーパーと見せかけながら選挙活動やってた幸○実現党の連中、マジでうぜぇです(`Д´)。広島カープは広島県民共通の神輿みたいなもんで、それ故に何らかの思想団体があやかろうとするのはタブーだと思うんデスがね。 ・スカイシートはなかなか美味しい席。しかし場所によっては自由席の方が遥かにマシになるので注意。 今回は千葉からの遠征組みであるごちょさんが席取りの際に、 ・出来る限りフェンス前の方がいい。 ・スコアボードがしっかり見える。 ・ネットにかからない。 という条件を付けてきてたので、それに全て合致する場所として一塁側のスカイシートを取ってみたんですが、これがなかなか快適な席でした。 内野2階席の一番前のエリアという事で、2階席ながら一番近くで見られるし(カープベンチの動きが凄く良く見える)、ビジター&ホーム双方のパフォーマンス席からの応援が凄く良く聞こえて盛り上がりもあるし、見晴らしもパフォーマンスよりは遥かにいいので、内野じゃ応援面で物足りないって人には、応援と観戦のバランスの良さの観点では、もしかしたら一番いい席なのかも。出入り口がすぐ近くなのと、あのエリアはスカイシートとテラス席の観客専用の自由席用より広い通路もあるので、そういう意味でもちょっと高級感が^^;。 欠点としては、ライトのフェンス際のプレーが最前列か右端以外だと見えないのと、7列目以降の左端はかなりアウトです(;´Д`)。昨日も7列以降の一番左端の2席は空席だったから、もしかしたら最初から売ってない席なのかもしんないですが、あの位置だとテラスシートの壁で本当に内野が全く見えなってしまい、もしその席に当たってしまえば、ぶっちゃけ通路で立ち見してるか内野自由席へ移動した方が遥かにマシになってまうので、自分の席の確認は先にしておいた方がいいかと。 いい座席に当たれば、3000円分の価値は十分にあります。 ↑ここが7列目。どう見ても左側の視界が遮られるし、未発売席…なのかな。 ・先発は小松vs石川。 今日の先発はカープはまだ頑張れば新人王の可能性もゼロじゃない…かもしれないルーキーの小松で、ヤクルトは小さなエースの異名を持つ、軟投派の石川。 そして、これが今日のスターティングオーダー。 カープ:梵(6)、東出(4)、フィリップス(7)、栗原(3)、マクレーン(5)、會澤(2)、赤松(8)、末永(9)、小松(1)。 ヤクルト:青木(8)、田中浩(4)、福地(7)、デントナ(3)、ガイエル(9)、宮本(5)、相川(2)、川島慶(6)、石川(1)。 カープは梵が1番復帰で、會澤が2日連続となるスタメンマスクって事で、本格的に世代交代へ向けて育成予定なんですかね。個人的には、この中軸をメンバーは入れ替えなくても打順は入れ替えて欲しい気もするんデスけどね。 ヤクルトは金、土とやられまくったデントナの名前が出てきた所でため息が。まるでブランコの時みたく「もう無理に勝負すんな」との野次が飛び交ってたりして^^;。あと、青木が復調なら全体的に穴の見つからないオーダーになるので、そこは羨ましい限り。 ↑恐怖の助っ人と化してきたデントナ。 …あ、ちなみに審判は例の橘高軍団だったので、巨人戦で無くて良かったと本気で安堵する布陣だったりして。^^; ■おまけ1:今日の試合前のスライリー。 何故か試合開始時はピンクでした。 ↑これで実際にスタンドまで飛ばしてたんだから凄い^^;。 ・先発の小松は充分合格点。欠点も克服気味。 さて、久々に生で観戦したルーキーの小松ですが、7回を投げきって9安打3失点と打たれた安打数は多いものの、内容的には充分合格点じゃないかと。 特に、今までは課題だった立ち上がりの悪さが改善されて、先頭の青木にヒットを打たれながらもきっちりと無失点で切り抜けたのは成長の跡と言っていいと思います(´ー`)。3回表には石川のヒットを皮切りに逆転されてしまったけど、まぁあれは正直東出に何とか止めて欲しかった所だし。 確かにあれをアウトにするプレーの難易度は極めて高いのは認めるけど、荒木レベルなら確実に捌いてルーキーを助けてやれたはずなので。 …まぁそれはともかくとして、全体的に相変わらず決め球不足は否めなくとも、制球面での安定感は増してきてる感じっすね。今後はやっぱり決め球になる変化球を磨いていく事が課題になるんでしょうが、先発ローテ要因として少しずつ成長してるみたいなので、今後に期待って所。 ・フレッシュさに溢れていた會澤。だけどまだまだ。 続いて、3試合目の先発マスクになった會澤は、3回表にフィリップスからの恐れを知らない返球のブロックや、ネット際のファウルボールを転倒しながら取りに行く姿とか、プレーの一つ一つにルーキーらしい瑞々しさが出てて、翼クンからは一種の眩しさみたいなのは感じられました(´ー`)。今日は見られなかったけど昨日は盗塁を2つ阻止する肩の強さも含めて、将来性は充分に感じられたんデスが…。 だけど、まぁぶっちゃけるとまだまだです。3回表も好ブロックで田中浩の2点タイムリーを1点で防いだのはいいものの、次の福地にあっさりとタイムリーを打たれて台無しにしてしまったり、9回表はシュルツの決め球を後逸して振り逃げを成立させてしまったりと、がむしゃらにはやってるんだろうけど、ツメの甘さが目立ちました。 ついでに、バッティングに関してはヒットは出てるけど中途半端なスイングが目立っていて(きちんと振り込まないで、バットに当たって慌てて走りに出てる感じ)、逆に思い切りが足りない印象もあったしで、出来れば逆の方がいいんデスけどね^^;。 …つか、打率は上がってきたけどチャンスで全く打ててないのと、先述したバットを振り切っていないって部分を考えれば、割とビギナーズ・ラックでヒットを打ってる可能性は否めないので、バッティングコーチやマーティーは打撃好調と過大評価しないできちんと分析して欲しい所ではあるんデスが。 ←まだまだ正捕手争いは遥か先。 ・石川は流石と言うべきなのかなぁ…。 一方の、ヤクルト先発の石川は初回にフィリップスに先制ホームランを打たれ、3回裏も2死1、2塁と立ち上がりで攻略されかけるものの、要所を押さえて8回を投げきり、6安打1失点とエースクラスの内容。 特に、中盤から後半にかけての5回から8回はランナーを一人も出さない内容で、普通なら対策される2順目、3順目で全く寄せ付けなかったのは流石と言うしかないんでしょうかね(正直、カープの打撃陣が無能だろうって気もしないでもないですが)。 ついでに、ボール先行もそれなりに多かったのに無四球だったって事を考えても、この石川−相川のバッテリーはうまーく広島打線を術中にはめてたんじゃないですかね。 とりあえず、タイプは違うかもしれないけど、投げ合った小松は何気に見習って欲しかったりして^^;。 ・フィリップスが真価を発揮するのは来期からなのかも。 とりあえず、守備はメタメタながら打撃がいいからというイメージのフィリップスも、最近は打率を落として微妙扱いにされてますが、今日見た限りだと、やっぱり素材はいいと思うんデスよね。 まず打撃に関しては、第一打席は高めのボール気味の球を楽々とレフトの2階席まで運んでしまうし、第2打席のヒットは今度は低めの難しい球を上手くバットの先で掬い上げての2打席連続安打と、パワーだけじゃなくて打てるコースもかなり広い巧打者の側面も持っています。 守備に関しても、あれから劇的に上手くなってるって事も無いものの(8回とか、何でもなさそうなレフトフライをわざわざ転倒しながら取ってるし^^;)、バックホームの肩や、レフトの壁に張り付いてのファールフライ捕球と、「俺はメジャーリーガーだったんだから、何とかしてやる。なめんな」ってプライドをプレーから感じられたので、もしかしたらフィリップスは日本野球と外野のポジションに慣れた来期で化けるんじゃないかなーと思いました。 繰り返して言うけど、やっぱり素材そのものは間違いないです。広角に打てるかどうかはまだ微妙としても、扇風機の類じゃないので。 …まぁ、これはマクレーン評も同じですけどね(´Д`)。二人とも意外と(?)選球眼や器用さはあるので、来期まで見据えて使えば結構戦力になってくれるんじゃないかなーと思うんデスが。 ←マクレーンも微妙だけど、こっちもこれから次第なのかな? ■おまけ2:今日のCCダンスとスライリー。 ・ゲーム後半に見せ場が皆無ってのは、実につまんないよなぁ…(;´Д`)。 今日はうちの妹とその娘の観戦2回目で、6回からの途中参加になったんですが、来てから試合終了までの約1時間ちょいの間、カープ側にまったくと言っていいくらいに見せ場がありませんでした(;´Д`)。 唯一盛り上がったのは9回表に先頭の栗原が出た位で、それも會澤がゲッツーに倒れてしまってあっさりとゲームセット。口には出さなかったけど、おそらく一体何の為に来たんだろうなぁ…みたいな事は考えたんじゃないかと。 ↑最後は林にあっさりと押さえ込まれてゲームセット。 勝てないにしても、せっかく連日の満員に埋まった新球場なのだから、7回裏や8回裏で見せ場を作る位の甲斐性は欲しかったっすね。今のヤクルトには12球団でも屈指のストッパーがいて、9回でリードされてたらただでさえ諦めムードが漂ってくるってのに。 …まぁ、内野自由席とかパフォーマンスならともかく、指定席を取った時にこういう展開をされると余計に凹んでしまうという愚痴に過ぎないんデスが。 ↑中継ぎ投手はゲームを壊すまいと頑張ってるのに。 ■おまけ3:今日のベンチの風景。 今日のスカイシートはベンチの様子が良く見えたので、控え選手の哀愁にフォーカスを(´Д`)。 ←さすがに倉と石原が揃ってベンチに並んでるのは寂しいぞ(;´Д`)。 ■おまけ3:今日のラッキーセブン。 ・なんていうか、打点過ぎる(;´Д`)。 今日の敗因は貧打の所為、1点じゃ勝てるわけねーだろと、何かそろそろ負けるにしても他にバリエーション無いのかとも愚痴りたくなる今日の試合でしたが、それでも7安打と、ヒットすら全く打ててないって状態でも無い訳で。今日も含めて最近はソロホームランで加点ってのが目立ってるけど、要は全然繋がってないんのが一番深刻なんデスよね(;´Д`)。完全に打”線”じゃなくて打”点”。 たとえば、今日の栗原は2安打とマルチヒットなので、責任を追及されるいわれは無いはずなんですが、実は一番肝心な3回裏の1死1、2塁でランナーも進められずに凡退してしまっていて、結論から言ってしまえばここで無得点だったのが敗北に繋がってしまってるんデスよね。別に1安打でもいいから、あそこで打ててこその4番なのにと、まぁノムさんじゃないけどぼやきたくもなるというもので(´Д`)。 正直、7安打なら最低でも3点位は取れる様にならないと、この先単なる宝くじ打線が偶然繋がった時頼み、なんて情けない事になりそうなのが心配だったり。 ■おまけ4:今日の緒方様。 ↑一応緒方様の出番はあったけど、残念ながら打開には繋がらず。 ・小松−會澤のバッテリーとかって、今する時なのかなぁという疑問も。 あと、今日起用した小松−會澤のバッテリーって、確かに将来を見据えた上では悪くない育成起用だとは思うんデスが、ただ消化試合ならともかく、大型連敗が続いてAクラスが程遠くなり、更に5位の阪神がすぐ後ろに迫っている今の状態ですべき起用だったのかなーという疑問も残るんデスがね(´Д`)。 こういっちゃ何だけど、昨日も今日も結構「勝てればラッキー」的なオーダーだったと思うんデスよね。特に今日みたいにルーキー同士のバッテリーだと、どうしても使ってみなきゃ分からないって部分はある訳で。 何とか踏ん張らなきゃならないって局面の今は、まだ石原と倉のまま動かすべきじゃないとは思うんだけど(´Д`)。會澤の本格起用って、借金が二桁を超えた辺りでもいいんじゃないかと思うんデスが。 ↑りざると。本当につまんない試合だった(;´Д`)。 次は取引先の会社から年間指定席を貰ったので、8/2の前に7/31に外野指定席で観戦予定です。 …けど、ナイトゲームは帰りがラッシュ地獄なだけにちょっと気の重さみたいなのもあったりして^^;。 何とか改善されないもんですかね。電車だけじゃなくて、新球場からJR各駅までのバスを増便するとか。 ■おまけ5:今日の試合後。 ↑パーティールームは一度行ってみたいかも…。あと、実は今日の広島市内はお祭りでした(画像右)。 |