…って事で、ちょっと遅れましたが広島市民球場最後となるカープファン感謝デーのレポートです(´ー`)。実は去年もだったんデスが、ファン感謝デーに行った翌日に騒ぎすぎが原因か、扁桃腺及び声帯をやられて耳鼻科行き&ちと静養する羽目になっちまったもので(;´Д`)。
ともあれ、午前9時開門って事で、休みなのに朝6時起きとかになって結構キツかったんですが、早起きしただけの価値はあったかなと(´ー`)。
あと、カープファン感謝デー2008のTV放送は12/7だそーで、中途半端に見所ガイドとネタバレのどちらも含んでますので注意(´Д`)。
・凄い行列…ながら、外野席解放効果はアリ。
今年は入場整理券が早々と配布終了し、更に3連休中という事もあってか、開門40分前の午前8時20分頃に球場入りした時には、既にウンザリする位に長蛇の列が。1塁側内野席の入り口である2番ゲートはこの時点で既に広島グリーンアリーナの向こう側の入り口付近まで列が伸びていて、最後尾の方では「来年もやるなら帰ろうや」と弱音吐いて孫に窘められてる老人の姿も^^;。
お陰で開門時間が午前9時より少し早まったりもしたんデスが、ただ今年は外野自由席や内野自由席も全て解放していた事で、入った後の座席は比較的余裕があった感じですかね。カープ検定の場所確保の為もあったんでしょーが、例年は内野指定席のみだっただけに、これは英断だったんじゃないかと。
↑三塁側二階席にはカープ検定会場が。
ちなみに、公式の入場者数は公式戦でも阪神・巨人戦クラスの26000人(しかも、今日は入場者全員がカープファン)で、黒田、新井が抜けて逆にカープ愛が燃焼し大勢のファンが集った去年の約20000人を30%上回った数字。また、23日にファン感謝デーが行われた8球団うち、広島カープは日ハム、西武、巨人に続く4位だそうで、未だに続くラストイヤー効果の健在っぷりを示してますね(´ー`)。
↑密かに、これが今日の一番の目玉だったり。
←田中宏の看板は新球場でも見られるのかな?
■おまけ1:午前中に見かけたカープ選手達。
↑やっぱり11月下旬だけあって寒い^^;。
↑去年の高校生ドラ1、阿部発見。
↑お久しぶりの宮崎、吉田圭、そしてヨシノリ君。
←阪神から移籍の仲良しコンビ。
↑今季移籍の初参加組がペアで。 ↑前田様を捜せレベル1(クリックすると拡大します)。
■おまけ2:今日のスライリー1。
↑なんかやらかしたらしい?
・何はともあれ、カープうどんを。
ともあれ開門後に席を確保すると、まずはこのファン感謝デーで必ずやる事と決めていたカープうどんを食べるべく売店へ。9/28の最終戦を見ている限りでは、ボサッとしているとまた30分待ちとかザラになりそうなので早い者勝ちと思っていたら案の定。午前9時半位に買いに行ったおいらは20人弱程度の行列を待った位で肉うどんを買えたものの、来場者が増えるに従ってどんどん伸びていき、昼前にはやっぱり並ぶ気が起きない位の行列になってました(´Д`)。
←広島市民球場を代表するメニュー、カープうどん。
しかし、久々に食ったけどやっぱり美味いっすね(´ー`)。改良を重ねる過程で2度薄くなったと言われる関西風のダシが絶妙の塩加減で、また柔らかい麺と凄く合ってる。これで食べ納めになる可能性があると思うと、残念で仕方がないです。
前にも書いたけど、新球場の立ち上がりにこのカープうどんに期待できる効果は決して小さいものでは無いはずなんデスけどね。ただでさえ新球場を節目にカープ観戦を卒業しようかってベテランのファンが多い訳で、「カープうどんが恋しくなったから」ってのは新旧の世代を繋ぎ止めるのに欠かせない物だと思うんデスが。
つーか、カープうどんは全国的にはも有名な広島市民球場を代表するご当地メニューなんだし、事情は色々あるとしても、これを排除しようって選択肢が存在する自体が個人的には理解不能なんですがね。広島市民にとっては、昔の名残りを残してこそのカープ愛ってのは今期の終盤を見ていると明らかな訳で、その辺は球団も熟考して欲しい所ですが。
…ただまぁ、球場で食えなくなるなら、せめて別の店で食えればって感じもしますね(´Д`)。
出来れば広島駅周辺で。
・長谷川さん、煽りすぎ(´Д`)。
さて、軽く腹ごしらえも終わった所で、まず始まったのは毎年恒例の選手トークショー(&今年はゲームチャレンジも追加)。その1回目は、栗原、マエケン、中東、大島の4人が登場(小柄の中東がやや椅子が高そうだったので「大丈夫ですか?」と尋ねられて苦笑いを浮かべてたり^^;)。
そして、インタビュアーはRCCの長谷川アナだったんデスが、何だか今日はやたらと煽っていたのが選手以上に印象的でした(´Д`)。栗原が思ったより優等生な発言ばかりだったからか、特にマエケンから面白いコメントを引き出そうと絡む絡む。マエケンが抱負を聞かれて「来年も頑張りますんでよろしくお願いします」と答えると、それじゃつまんないとばかりに「普通ですよね?それでお客さんは満足でしょうか?」とか追求するしで。
更に、トークショー後のゲームチャレンジの以心伝心ゲーム(長谷川アナからヒントを聞き、選ばれた客席と選手の答えが一致していれば成功)の時は、マエケンの番で「ふさふさもじゃもじゃして、みんなの人気もの」ってヒントを出して、いかにも「ここでボケて」と圧力をかけていたものの^^;、マエケン本人は回答をボケる代わりに、一緒に添えたイラストでやってくれました。
…つか、次の栗原も同様に凄まじい絵心を見せてくれてたので、もしかしたら選手にイラストを描いて貰って、それを観客が当てるってゲームの方が面白かったんじゃないかとか思ったり(´Д`)。
↑マエケン画のスライリーに、栗原画のクラウド^^;。
ちなみに、トークショーの最後はマエケンが言い忘れた事があったとばかりにマイクを受け取り、9月に完封をやってのけた時以来となる、「ファンのみなさん、大好きです!」で締め。
結局、これが小細工抜きで一番嬉しい台詞だし、今後はヒーローインタビューでのマエケン専用台詞にするつもりなんでしょーかね(´ー`)。萌え。
・何げに今日一番嬉しかった、外野グラウンド解放。
実は今日のファン感謝デーで非常に楽しみにしていた1つが、外野のグラウンド開放。今年は去年までと違い、内野でボールパークが催される傍らで外野のフェンス際から一定のエリアが一般開放され、午後のプログラムが始まるまでは自由に出入り可能になってました。
んで、開門直後はやたらと混んでたので敬遠してたんデスが、おいらも1回目のトークショーが終わった辺りで行って来ましたが、やっぱ土と天然芝のグラウンドはいいっすね(´ー`)。
↑ボールパーク参加中の選手達もこんなに間近で。
何て言うか、グラウンドに足を踏み入れた瞬間から、ふわっとする様な柔らかさに陽光を受けた温かみもあって、センター辺りまで歩いた所で思わず座り込んでみたくなったりしたんデスが、既にその辺りでは沢山の人が座り込んだまま談笑したり、子供達がキャッチボールしてたり、中には寝転がって昼寝をしてる人すらいたりして^^;。
道理で、いつまでも混んでるままだわと。数多くの激戦を刻んだこの空間も、今日は「ゆっくりしていってね!」の張り紙でも入り口に張りたくなる様な、ついつい長居したくなる和みの空間になってました(´ー`)。
ちなみに、フェンス際のグラウンドの土をビニール袋に入れてる子供達の姿もちらほら見て、あれっていいのかな?と思っていたら、翌日の中国新聞に美談として取り上げられていたので、少し位なら問題無かったみたいっすね。だったら、土入りクリスタルは買ったものの、俺も少し貰っておけば良かったかなと…(´Д`)。
閑話休題。
←んで、偶然撮れた股間直撃の天谷^^;。
・三塁側の内野二階席で行われたカープ検定。
…と、外野のグラウンドで和んでいる間にも、三塁側の二階席では長谷川アナと実行委員会会長のサンタクロース…もとい安谷屋氏の司会と共に、第1回のカープ検定が。
↑不参加組がのんびりしてる間にも、三塁側では熾烈な戦いが。
それで検定中、受験していない観客向けにいくつかの問題をオーロラビジョンに写しながらやってたんですが、なかなか難易度高いっすね(´Д`)。4問中で分かったの半分だけだったし。
←問題の難易度は予想を遙かに超える高さ。
その中で、緒方に関する問題が取り上げられた時に入団会見の模様が出てたんデスが、リーゼントで気合を入れた顔が三浦にそっくりだったのは笑ってしまいました。今でこそストイックなスーパープレーヤーとして称えられる緒方様も、若い頃はやんちゃしてましたか(´Д`)?
↑なにげにハマの番長、三浦とそっくり。
↑思わず苦笑いの緒方様^^;。
んで、この「緒方が入団会見の時に挙げてた目標とする選手」という問題の解答に呼ばれたのは大竹で、完璧な回答を見せて安谷屋氏から褒められた後で、「よし、この読みの鋭さなら来期は15勝出来るな?出来ると言え」と強要されてたのも笑ったというか微笑ましいというか(´ー`)。
…ただまぁ、その後の「お前が15勝しないとカープは優勝できないんだよ」ってのは同意っす。
今期の成績に大竹があと6勝するか、10敗のうち3敗分を3勝に変えてくれれば、まず確実に3位には上がれそうだし。
←完璧な読みで正解する大竹。
ちなみに今回の検定はRCCのアナウンサー2人に加え、栗原、マエケン、緒方、永川の現役カープ選手も参加していたんデスが、各選手の成績は以下の通り。
栗原:66(33/50)点
緒方:70(35/50)点
永川:64(32/50)点
マエケン:48(24/50)点
緒方は90点以上行けたかもしれないと強気だったにも関わらずって感じなものの、入団する一昨年まではカープと縁の薄かったマエケンはこれでも立派な数字じゃ無いかと。逆に永川は「お前はいつからカープを応援してた?」と突っ込まれてましたが^^;。
個人的には、長谷川アナと会長の安仁屋氏にもやってみて欲しかった所だけど。
↑イマイチ微妙な成績ばかりだった現役達。ちなみに、マエケンは恥ずかしいからと登場拒否^^;。
・新ユニホームお披露目。
カープ検定終了後、前日の中国新聞でも予告されてましたが、新球場を迎える来期から刷新される新ユニホームがお披露目されました。個人的にはもうちょっとデザイン頑張れよ…もとい、ビジターが何だか楽天…ゲフンゲフン、ちょっとシンプルすぎるかなーとは思うものの、どうしてもユニホームが変わったりすると最初は違和感を感じるものだし、そこは様子見で。
ちなみに、ここでも長谷川アナが色々ポーズを要求されてる栗原と大竹の二人に、「これが公式発表の場面で、質疑応答とかポーズの要求とか色々ありますが、プロ野球選手ってのは野球をするだけじゃないんです」とか煽ってたのは笑ってしまいました。
…あと、長谷川アナの「平成元年からのユニフォームは赤のみを基調としてきましたが、この期間は残念ながら1回の優勝にとどまっております」の台詞を聞いて、「1回でも優勝出来たんだからすげぇじゃねーか」と突っ込んでしまったのは俺だけじゃないと思うんデスが(´Д`)。
←個人的には、ややシンプル過ぎ…かなぁ。
ともあれ、今年の冬はどうしても一着は買っておかないとならないみたいっすね。
誰のにするかはまだ決めてませんが。
・皆勤賞が28人も!
これも毎年恒例となる表彰式。今年はALL-INエッセイ大賞の表彰や2000試合出場を達成した前田を始めとした記録を達成した選手達の表彰が終わった後で、ジュニア会員を対象とした観戦回数の多い子供達を表彰するゴールデンサポート賞が続いて発表されたんデスが、これが驚いた事にホームゲーム観戦皆勤賞の子供が何と総勢28人も(゜Д゜)。
↑恐れ入りました^^。
←甲斐のユニホームに哀愁が…。
まぁ、皆勤賞の小さなファンの記事が中国新聞に載ってたのを見た事はあるし、毎年一人や二人はいるかなとは思ってたけど、ジュニアカープの熱意恐るべしって所ですな(´Д`)。
ジュニア会員は外野自由席の年間パスが貰えるとは言え、彼女ら(代表で受け取ったのは女の子)は鯉党の将来を担う金の卵。選手による表彰だけじゃなくて、オーナーが自ら「これからもよろしくお願いします」と一人一人に頭を下げて回ったどうだと思わず言いたくなったり。
■おまけ3:選手表彰の模様。
↑それぞれ前田、東出、末永(2軍盗塁王)、中東、松山(2軍最多安打及び打点王)、永川(球団セーブ記録)、マエケン。
・2回目の選手トークショー&ゲームチャレンジでは激レア場面が。
さて、表彰式が終わった後で始まった2回目のトークショーでは、前田、東出、松山、齊藤の4人が登場。やっぱり今期は不本意だったのか、何を聞かれても割と投げやりっぽかった前田様に対して、トークショーの主導権を握っていたのは祝!FA残留の東出と、松山の弄られっぷりでした。
←イマイチ覇気に欠ける前田様^^;。
まずFA残留について、前田が「俺はFAしろって言ったんですけどね、そういうと大抵逆の事するんですよ。会社の仕事をした訳ですね」と言うと、東出も「ええ、だから逆の道を選びました」とあっさり答えたかと思うと、続いて松山に話題が移ろうとした所で、東出が指差しながら「なんでここにいるんすか?大体、こいつ誰?」と痛烈な先制パンチ。その後、二軍で最多安打及び打点を記録したからと教えられ、「ああ、それは失礼しました」と軽く会釈したかと思うと、今度は前田と「あのブクブクと太った体型はプロ野球としてどうなの?」と松山恐縮しまくりのフルボッコ状態。
↑松山フルボッコ^^;。
ただ、それでも「2、3年で身体を絞ってもらいたいですね」と言われて「2、3年といわずにすぐに減量します」と頭を掻く松山に対して、「本当はもっと太って、『なんだぁ、お前は?』と言われながらも結果を残して欲しいですね。どうせなら、誰もやらない事をやるべき」と言ってた辺り、前田も彼が目指すべきイメージキャラは分かってたんでしょうね。実際、秋季キャンプを見に行ってた観戦仲間の人に聞いた話だと、あの体格で小窪よりも俊敏な動きを見せていたそうで、やはりタイプとして「赤いおかわり君」と呼ばれる様になるのかなと。
いずれにしても、松山はカープでも数少ない真の4番打者タイプなので期待はしてるんですけどね。何しろバットで物をぶった切れそうな程に鋭いスィングは、ミートすれば場外へ飛んでいく可能性を秘めている訳だし。
…とまぁ、1回めより確実にトークショーの内容も面白かったものの、しかしそれより必見だったのが、その後のゲームチャレンジ。2回目はカープ選手がジェスチャーを見せて観客が答えるというジェスチャークイズだったものの、最初の松山がベースを投げるブラウン監督、続いて齊藤が腰をグラインドさせるスライリーと続いた後で、3番手の東出はメモを見せられて「こんなん出来ませんよ!」と狼狽しまくり。
←動揺しまくりの東出。
↑齊藤は無難に(?)スライリー。
そこで、一体どんな難問を与えられたんだろうと思っていると、しばらくした後で渋々と立ち上がり、腕を斜めに伸ばして左足を横に組み始めた所でみんな気付いて拍手喝采。どうやら、TIMのゴルゴのモノマネをやらされてるみたいで、そりゃ予告無しにやれと言われれば困るわなぁ(´Д`)。
ちなみに相当恥ずかしかったのか、モノマネをした後で「今のは1回じゃ分かりにくかったんじゃないですか?」と煽る長谷川アナや、赤松にベンチから物言いされていた時はマジギレしてますた^^;。
↑物言いを付けて実演までしてみせる赤松なものの、東出にマジギレされてました^^;。
しかも、無理難題は東出に留まる事無く、最後の前田に示された回答は何とアンガールズ。
始球式の時の山根みたいに右手を上げてマウンドへ行ったかと思うと、片膝を付いて両手を広げながら、伝家の宝刀をやってみせてくれました。
↑多分、一生に一度の光景^^。
↑感想を聞かれてマエケン苦笑い。
つか、前田様のジャンガジャンガなんて見られるのは、多分最初で最後だったんじゃないですかね(´ー`)。仕組んだRCCグッジョブというか、この東出の命と前田様のジャンガジャンガが見られただけでも来た甲斐があったというもので。
・大竹は、相変らず自覚だけはあるみたいだけど…。
2回めの後ですぐ続いた3回めのトークショーでは、大竹、天谷、小窪、篠田の4人。どーせなら羞恥心トリオ((C)広島ホームテレビ)で赤松を入れて欲しかった気もするけど、まぁ今回はRCC主導だし…ってのは置いておくとして。
このメンバーだと、お調子者の天谷が大暴れかな…と思っていたんデスが、むしろ大竹が随分と饒舌にトークショーをリードしていたのが印象的でしたかね(ただ、自ら15勝宣言してきた去年よりはやや控えめの口調だったけど^^;)。去年もマエケン達若手投手陣と一緒に登場して頼れる兄貴分な姿を見せてたものの、やっぱり後輩も増えて大竹も自分が若手投手陣の大黒柱っていう自覚は持っているみたいで。
それは非常に結構な事なので、出来ればそのリーダーの自覚が投球で現れればいいんですけどね(´Д`)。ただ同時に、責任感が強すぎて空回りしてるっぽいので、初心に返ってマエケンと次世代エースの座を巡って競争するって位がいいのかもしんないですが。
←終始インタビューを主導していた大竹。
ちなみに、3回目のゲームチャレンジは万歩計を使って、選手と観客それぞれが30秒間振って合計200ならクリアという内容でしたが、天谷の時にカメラがこちらの方へ来て、おいらが座っていたすぐ隣のマイミクのkarzさんが選ばれてました。くそう、惜しかった(´Д`)。
↑腕の他に足やら腰やら色々試してましたが、結局腕が一番ってコトで^^。
■おまけ3:その頃のスライリー1。
↑子供好き?
■おまけ4:インターバル。
←残念ながら何の横断幕かは見えず。
・燃える対決が続いた、1回目のドリームゲーム。
さて、午後からのメインイベントであるカープドリームゲームは去年より1つ少ない2ゲームが行われ、まず最初は「市民球場のこれ知ってた?カルトクイズ」(長いよ)から。
これはチームじゃなく1vs1の対決形式で、ルールはクイズを読み上げられた後で2塁ベース付近からマウンドに置かれた障害物を乗り越え(例外アリ)、先にホームベースのフラッグへタッチした選手が回答権を得て正解した方が勝ちという内容だったんデスが、いずれもなかなか面白い対決が続きました。
その1:小窪vs松山
ルーキー対決。1軍で活躍した小窪の方が余裕綽々かと思っていたら、以外と「松山には絶対負けません」と小窪の方が対抗意識が高かったのが意外。やっぱり、キャンプの走塁練習で「松山を見習え」なんて言われたらしいのを引っ張ってるんですかね^^;。
障害物はパン食い競争で、当然アンパンマン松山にはアンパンがしっかり用意されていたものの、結局食べられなかったのが残念そうでした。
↑意外と小窪の方が対抗意識高め。
その2:青木高vs青木勇
左と右の青木対決。特に今期は一軍登板機会に恵まれなかった青木勇の方が「是非、今日はファンに名前を覚えてもらいたい」とアピールに必死だったのが微笑ましいというか、まぁ頑張れ。
障害物はボールの中に満たされた粉の中にあるアメを顔だけで取るという、これも定番中の定番だったものの、「安谷屋氏がやれと言われたからやった」と、青木勇が探してる最中に青木高の頭を押さえつけて相手の顔を真っ白にした後で、同じく反撃を食らうというお約束もやってくれました。
↑自己アピールを目論んでアツい青木勇に、クールなペローン青木。
←やった!
↑しかし、即反撃^^;。
んで勝負は青木勇が勝ったものの、「この(真っ白な)顔だと、ファンに顔を覚えてもらえない」とぼやくのに対して、安谷屋氏は「やっとアップでも見られる顔になったな?」とニヤリ。
まぁ、これは安谷屋氏の皮肉と激励交じりなんだろうけど、確かに一生懸命にアピールしてる姿はなかなか絵になってました(´ー`)。頑張る姿は目に焼きついたから、来期も頑張れ。
←ともあれ、ナイスガッツ^^。
その3:天谷vs赤松
今期相乗効果でブレイクし、絶賛売り出し中の俊速強肩コンビ対決。お調子者コンビという事で期待してたんですが、やっぱり天谷がやらかしてくれました。
障害物はラムネ早飲み競争だったものの、炭酸飲料が苦手なのかゆっくり飲み続ける赤松に、天谷は一気に煽った後で吐き出し、そのままゴールへ。
←汚ねぇ^^;。
↑ここで一気に煽った後で吐き出し…。
↑あれって反則ですよね?と確認する赤松。
勿論、赤松の抗議が入って天谷の反則負けだったものの、勝ちが確定しても最後までちゃんと飲み干してから走った赤松の方が律儀で真面目って一面を見せたんじゃないかと(´Д`)。阪神時代にアホ松って不名誉な仇名が付けられていたものの、インタビューとか聞いてると思ったより優等生タイプなんデスよね。
追記:つーか、前日のNHKの赤松特集(『かく乱させる男 赤松真人』)を見た後は、名付け親の岡田元監督に「何処かアホ松やねん。アホは見る目が無かったお前だろうが」と言いたくなったし。
その4:マエケンvs齊藤
プライベートだと仲が良すぎて「彼女みたいなもの」と、腐女子大喜び状態になってるらしい^^;次世代エース候補対決。ただシーズン成績では完全に後輩のマエケンに取り残されているだけに、「この場ぐらいは負けたくない」と何処か悲壮感を漂わせながら意気込む齊藤に対して、「齊藤さんには負けませんよ?」と余裕たっぷりのマエケン。
↑いわゆる、イケメン対決。
↑天然ボケをかます齊藤^^;。 ↑しかし、最後の絶妙な所でマエケンが妨害。
障害物はマウンドにある袋に入ってジャンプしながら走るという内容だったものの、必死でリードする齊藤にマエケンが絶妙のタイミングで邪魔をして踏み越えていったのは思わず苦笑い。
いくら仲が良くても、勝負の世界となると厳しいものっすね(´Д`)…と思ったものの、結局マエケンはクイズを外して回答権が移った齊藤が正解して勝利。
…というか、マエケンがワザと外した様にも見えたんだけど、やっぱりお前ら仲良すぎ(´Д`)。
その5:東出vs梵
最後は、あまりにも対照的な年となってしまった二遊間対決。お陰で、いつもは強気な梵も視線を落として、「これじゃ、何も言えません」の一点張りに対して、勝ち組の東出はやっぱり余裕気味。
↑口調はあくまで控えめな梵^^;。
↑やっぱりいいコンビだと思うんデスけどねぇ(´Д`)。
そして障害物は今までと違い、スタート時点から全部で75キロの重しを付けて走るという、キャンプでもやらない様な(というか、腰壊さないか?)ハードな内容。
それでも、この2人は元気が良いというか、こんな歩くだけで精一杯にな足枷がありながらも、互いに先に進もうとする相手の重しを足で押さえたりと容赦ない足の引っ張り合いをしていた辺り、やっぱりいいコンビなんでしょーね(´ー`)。
結局、僅差で梵が先にゴールし、「選手食堂のテーブルの数は?」という選手にとっては簡単すぎだけどファンは知らねーよって問題をクリアして勝利。東出に勝って気が晴れたのか、梵の表情も少しだけ和らいでた様な、そうでもない様な。
…とまぁ、シーズン中は後塵を拝していた選手がみんなムキになって頑張っていたのもあり、いずれもなかなか見所のある対決だったものの、出来ればもう1〜2ゲーム追加して倉vs石原や前田vs緒方とかも見たかったデスけどね(´Д`)。
←一方では、次のゲームの準備が着々と。
■おまけ4:一方その頃のスライリー2。
↑スライリーの一本勝ち?
・後半のカーブドリームゲームはガチだった。
続いて、殆ど間をおかずに行われたカープドリームゲームは「急げ!9人全員回してバックホーム」。
これは、チーム倉、チーム緒方、チーム前田とそれぞれ9人選んで3チームを編成し、ピッチャーからキャッチャへ、キャッチャーからファースト、セカンド、ショート、サードと続いてそこからライト、レフト、センターと回し最後にセンターからキャッチャーが受け取りホームベースにタッチするまでの時間を競うという、近年稀に見るって感じの、かなりガチなゲームでした(´Д`)。
↑後半ゲームは本当にガチ。
まず最初のチーム倉は、他の2人に比べて自身が捕手に座るなど、比較的素直なチーム編成。
しかし圧巻だったのは、サードの廣瀬がライトへノーバウンドでのど真ん中ストライクを投げ込み、場内は一斉にどよめきが。その後、最後の倉がタッチをモタついた為に18秒が21秒になって(倉自身は18秒の時点でタッチしたと主張したものの通らず)、安谷屋氏からボロクソに叩かれていたものの、まぁ基準としては21秒でいいんじゃないですかね(´Д`)。
←足を引っ張って恐縮する倉監督^^;。
↑これがきっかけで来期はサードコンバートも?
続いてチーム緒方は緒方監督がセンターではなくピッチャーとしてマウンドに立つというファンサービス兼(?)サプライズを見せたかと思うと、センターはなんと白濱。
…まさか中東と入れ替わりでコンバートとか考えて無いよね?と一瞬思ったものの、どうやらみんなポジションは普段とはバラバラみたいなので、出番があるだけいいと考えるべきか(´Д`)。
そして、緒方監督はゲーム開始前に「うちは10秒でやってみせる」と大見得を切るものの、しかし結果はライトの井生が致命的な後逸をやらかしてまさかの25秒。今日の緒方様はビッグマウスだった割にとことん空回りしていたのが何とも(´Д`)。
↑ちょっと洒落にならないエラーをしでかしてしまった井生(;´Д`)。
そして、最後はチーム前田。緒方がピッチャーだったので、前田様は一体何処のポジションに立つのかと注目していれば、「ゴルフのしすぎて腕が痛い」とまさかの監督専業でした(´Д`)。
また、ピッチャーに天谷、キャッチャーに森を起用したかと思うと、ショートに石原をと、今まで一番フリーダムなチーム構成に観客のみならず、事前に聞いてなかったらしいナインも揃って面食らい。
そこで「なんだ、お前ら不満があるのか?」の睨みを利かせる前田監督に、石原はグラブを落として反抗的な態度を見せると、「あいつ、反抗的で生意気ですね」と即座に選手交代を宣言。
結局、倉の抗議などもあってそのままに落ち着くものの、どうやら舎弟だった森笠が移籍してしまった事で、今後は石原が主な餌食になるのかもしんないっすね(´Д`)。
↑グラブを捨てて反抗的な態度を見せる石原。
←前田監督、激怒^^;。
↑帽子を取って謝罪する森なものの、取り残して立ち去る前田監督…。
しかし、そんなムチャクチャな編成だったにも関わらず、ミスも無く快調にボール回しを進めていったチーム前田。もしかしたら記録更新でトップか?と思いきや、最後にキャッチャーの森が捕球ミスをやらかし、ダイビングでホームベースへしがみつくものの、記録はまさかの22秒。恐縮しまくりの森に対して怒りに絶句してしまう前田監督なものの、狙って出せる訳でも無いこの僅差はかなり美味しいとは思うんデスけどね、このタイムは(´Д`)。
…って事で、秋季キャンプ後という事もあって、かなりガチなゲームだったんデスが、森はともかく本来の自分のポジションでやらかしてしまった倉と井生はかなりヤバそうなのがファンとしては割と不安だったりして(´Д`)。
逆に、廣瀬はもしかしたらチャンスかもしれないっすね。右打者だし、今回の件でマーティーが来期の激戦区となるサードでの起用を考えても不思議ではないので。
■おまけ5:選手のお子さん達?
←東出と嶋のお子さん?
・三賞受賞者はやはり必死さが違ってたワケで^^;。
ともあれ、全プログラムが終わった後は恒例の表彰式。今年も敢闘賞、特別賞、そしてMVPと三賞が用意された訳デスが、まず敢闘賞には自分の名前を必死で覚えて貰おうと頑張った青木勇、特別賞はマエケンには負けないと必死で頑張った齊藤が。そしてMVPは、誰か一人を選ぶ様に促されたマーティーは最初解説席で言いたい放題に大暴れした安仁屋氏を選ぶものの(本人も凄く嬉しそうだったり^^)、長谷川アナから選手の中から選んでくれと言われ、改めてサードからライトまで見事な送球でチーム倉を勝ちに導いた廣瀬を文句無しで指名。
↑最初はある意味納得の^^;安仁屋氏を選ぶものの、促されて選び直し。そして廣瀬が。
青木勇はとにかく自分の名前を覚えてもらうのに必死だった事もあって、改めて「ようやく自分の顔を覚えて貰える」と満足そうでしたが、今期一軍機会が殆ど無かった廣瀬もいいアピールになったんじゃないですかね(´ー`)。何せ、元25が出ていった時、自身のブログで真っ先に「悔しい」、「見返してやる」と闘志を剥き出しにした選手だけに今季は無念だったろうけど、是非その分も来年に賭けて欲しい所で。
それと、特別賞の齊藤はトークショーで「ファンの皆さん、大好きです!」のマエケンに負けず、自らもあの時のリプレイとばかり、「齊藤悠葵キターーーーーーー!」の絶叫をやってくれました。
・やっぱり琢朗は来てなかったみたいなのが残念だけど…。
今日は密かに、移籍が決まった石井琢朗が背番号25のお披露目をしてくれないかなーと思ってたんデスが、来ていなかったみたいで残念(どうやら、横浜のファン感謝デーにもいなかったみたいだけど)。ただ、ライトの外野席に横浜の石井琢のユニホームを飾っていた人がいたのは笑ったというか、本人の反応を見たかったかなと。
あと、早速背番号25のユニを琢朗仕様にしていた人も見かけたものの、最近背番号25のユニを買った人は何かと忙しいっすね(´Д`)。
←さっそく琢朗仕様に^^。
・こっそりと長期政権アピールをしていたブラウン監督^^;。
表彰式の後は、ブラウン監督の総括&来期へ向けてのメッセージの後で恒例の鏡開き。
今年のメンバーは監督、選手会長の倉、副選手会長の永川と石原の4人で行われたんデスが、その後で、「鏡開きも3回目なので、すっかりとタイミングを覚えた」とご満悦。
…つまり、これって日本野球の環境にも慣れたという、こっそりと長期政権アピールですかね?
↑先輩として鏡開きのやり方を教える倉。
←やはり、したたか者なブラウン監督?
・ジェット風船は品切れ?
毎年、最後にそれゆけカープの大合唱の後でジェット風船を飛ばすのが恒例になっていたものの、今年は合唱だけで風船飛ばしは無し。入場した時に配られた袋の中に入っていなかった所を見ると、やっぱり最終戦で盛大に使った分で品切れですかね?
最後だけに、ちょっと寂しいといえば寂しいですが。
←風船飛ばしが無いのはちょっと物足りなかったかも。
・思ったよりいつも通りのファン感謝デーだったけど、満足感は高め。
全体的な感想としては、過剰演出気味だった9/28の最終公式戦ゲームと比べると、割といつも通りのファン感謝デーって感じでした。それでも、グラウンド解放などの貴重な体験及びレアな場面も沢山見られて満足感は高めでしたがね(´ー`)。個人的には、最後に外野のグラウンドに座り込んで日向ぼっこ出来ただけでも充分満足って感じだし。
ただ、今期はロイヤルシート以外の殆どの場所へ座って観戦して、津田プレートにも触れ、カープうどんも食べて、更にグラウンドにも入れたって事で、思い残す事は大体無くなってきてはいるものの、やっぱり寂しさは尽きませんね(´Д`)。一応、広島市民球場は閉鎖前にお別れイベントをやるみたいなので、本当に最後のお別れはまだ先だろうけど。
↑最後はサインボール投げ込み。
↑何だか絡まれてる選手会長(´Д`)?
←また来年、オープン戦で(笑)。
…って事で、これで今期の観戦レポートは全て終了です。
何か、段々と冗長になって時間もやたらとかかる様になってきてるので、来年からはもっとシンプルに行かないとなぁ…とは思うんデスが(´Д`)。
■おまけ6:スライリーのお子さん?&今日のスライリー残りまとめて。
←ずっと付いてきてたけど、まさかスライリーのお子さん?
↑また来年もよろしく〜(´ー`)。
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