実は観戦予定は無かったんデスが、当日になって仕事の取引先から「年間指定席で余ったのあるからやるよ」と外野指定を貰っちまったので行って来ました(´ー`)。
実際、体調も良くないし日曜日に行くしで、行くかスルーするか悩んでたんデスが、こういう時ほど行っておかなければ後悔する試合内容だったりするのが世の常ってもんで(´ー`)。
正に今日は感謝感激というか。
・着いた時には、もう大体勝負が決まってた(´Д`)。
今日は球場入りしたのは午後7時頃だったんデスが、4回裏で既に4−0と、何かもう勝負は大体決まってた感じが。
ちなみに、さすがは巨人戦というか交流戦を貯金で終えられた期待感というか、一応平日のナイトゲームにも関わらず、2階席と3塁側A指定以外はほぼ詰まってました(中国新聞によると、18713人との事)。
また、今回の3連戦に向けて無料のガイド小冊子まで作られていて、注目度は高めみたいっすね。
←ちょっと懐かしいユニ発見。
…でも、地上派は広島ホームテレビのローカルだけだったみたいデスが(´Д`)。
・先発はグライシンガーvsマエケン。
今日の先発は、中国新聞の予想ではグライシンガーvs大竹だったものの、個人的には先週好投したマエケンを放っとくとは思えないけどなぁ…と思ってたんですが、やはりマエケンこと前田健太が先発。まぁ、巨人サイドもおそらく大竹かルイスかと予想していただろうから、裏もかけていい選択だったんじゃないですかね。
そして、これが着いた時のスターティングオーダー。
カープ:東出(4)、赤松(8)、天谷(7)、栗原(3)、アレックス(9)、シーボル(5)、小窪(6)、石原(2)、前田健(1)。
巨人:高橋(9)、木村(4)、小笠原(3)、ラミレス(7)、阿部(2)、谷(8)、古城(5)、坂本(6)、グライシンガー(1)。
カープは先週の楽天戦からのオーダーそのまま。ちょっと破壊力に欠ける打線ってイメージだったものの、今日は上手く噛み合ってるみたいっすね。
巨人はヨシノブ、谷がお久しぶり…なのかな。交流戦で注目を浴びたキムタクが2番セカンド起用で、カープファン的にも悪くはないオーダー。
VS
↑キムタクも頑張ってる様で何より。
・打者に向かっていくマエケンは、やっぱりいい!
さて、6/18の時にファンを狂喜させた我らが未来の(って言葉もそろそろ必要無くなってきたか)エース、マエケンこと前田健太デスが、改めて惚れ直しって感じですね。
着いた4回終了時までで、打たれたヒットは木村拓也の僅か1本だけの完封ペースってのもあるんですが、それより前回に続いて打者に対して向かっていく姿勢がいいっすね(´ー`)。
←既に若きエースの風格が。
今日は前回見た時よりやや制球が悪く、ボールとストライクの差がはっきりしてたり、直球が真ん中に入りがちだったりしていたものの^^;、巨人打線相手に決して臆する事も逃げる事も無く、堂々と向かっていく気迫に溢れていて、実に清々しいです。今日も5回裏に1死2塁のピンチになったり、阿部にソロを打たれた後も浮き足立って球が高く浮くという事もなかったし。
…って事で、誰かさんと違って見ていてイライラさせられる事が無いのが非常に好印象で、勝っても負けてもそれなりに満足感を感じて帰れる投手です。今更疑ってる人はいないでしょうが、これぞ間違いなくエースの器っすね。マーティーも無理させてないみたいだし、是非今後は中5〜6日位で最後までローテで投げさせて欲しい所。
↑安定感抜群過ぎ。
・今日は健太デーでしたか。
先述の通り、今日は4回裏からなので4点先制の内訳は人から聞いたって形デスが、何でも2回裏にシーボル先生が先制のタイムリーを放ち、続いて3回裏は栗原が3ランを放ってたそうで、今日は先発と4番のダブル健太デーだったみたいっすね(´ー`)。
また、7回裏の打席で凡退したので僅かに切ったかもしれませんが、打率の方が気付けば3割に復帰していたのは驚きです。
シーズン序盤と過去の例を見ている限りと、今年1年は覚悟しなきゃならないかな…って思ってたんデスが、1回は挫折したうちの元25番と違って、前半戦のうちにきっちりと調子を上げてくるのは大したものっすね。
・予想はしてたけど、グライシンガーはメッキが剥げた。
まぁ一応、グライシンガーは今年は通用しないかなって予感はあったんデスが、やっぱりメッキが剥がれましたね。
つーか、今日は直接見られたのは4回裏と5回裏だけだったんですが、ストライク先行で追い込めても決め球が無くて、随分と粘られていた印象が。
元々、グライシンガーは特筆すべき球が無い代わりに制球が良い投手なので、リードがヘタな捕手だと滅多打ちにされやすいって事ですかね。
←今日はさっぱりだったグライシンガー。
・巨人の連続エラー含めて、結構馬鹿試合の要素はあった(´Д`)。
まぁ、病み上がりの選手もいたって事情はあるとは言え、今日は巨人の守備が随分と酷い事なってました(´Д`)。
自分が直接見た中だと、5回裏にシーボル先生のライト前ヒットをヨシノブがファンブルして1塁のアレックスを三塁まで進めてしまい、更に次の小窪がショートゴロでアレックスが本塁死、更にサードへ向かっていたシーボルも刺そうと、阿部が完全アウトのタイミングで投げた送球が逸れてまさかのタイムリーエラーと、連続エラーで失点。
更に6回裏もエラーは付いてないものの、赤松四球で天谷が打ったのは完全なゲッツーコースのピッチャーゴロだったのに、坂本が送球をモタついて天谷がセーフになったりと、草野球かって言いたくなる様な酷いプレーが見られました。
特に6回裏のピッチャーゴロをゲッツーに出来なかったのは、カープ側とてしても「いかんだろ、アレは」と首をかしげる程で(´Д`)。
ちなみに、カープ側もたまたま相手のエラーに助けられたけど、1死1、3塁で小窪がショートゴロゲッツーになりそうになるわ、6回裏はゲッツー崩れの後で天谷があっさり牽制で挟まれて相手のミスを帳消しにしたりと、雑な部分は見られましたがね(´Д`)。
先発が頑張ってた割には、野手陣はちょっと馬鹿試合やってた要素はありましたね。
だからこそ、それでもリズムを崩さずに自分の役割を果たしたマエケンが余計に立派って結論になっちまうんデスが(´Д`)。
↑クルーンも準備を始めていたものの…。
・やっぱり惜しい、シーボル先生の守備。
一方で、自分が直接見たファインプレーの方は、シーボル先生の5回表のジャンピングキャッチ。
阿部のライト前をアレックスがモタついてツーベースにしてしまうというピンチを招いた後、次の谷が強烈なヒット性のライナーで3累線を突破しようとした所を、シーボル先生がナイスキャッチ。抜けていればタイムリーツーベースヒットになっていたし、次の古城には四球を与えていた事を考えても、これはかなり大きいプレーでした。
今日は打撃でも先制のタイムリーを含めて2安打と悪く無い活躍だったものの、すっかりとここ最近はイメージを悪くしちまって応援の音量も下がり気味のシーボル先生ですが(´Д`)、やっぱりサードの守備力は魅力っすね。守り勝ちたいって時にはやっぱり必要な選手なんじゃないかと。
ちなみに、アレックスの守備に関してはここ最近を見る限りだと、ややヒット後の捕球で衰えが見えてきてますかね。相変らずヒット性のライナーはどんどん取ってくれるので安心感はあるんデスが、ヒットになった後に長打になるのを防ぐ、という事についてはやや不安が出てきてる気も。
…まぁ、もちろんアレックスだからという事で、やや高望みしてるのもあるんデスけどね(´Д`)。
・どうやら、マエケンには球数制限をしてるみたいっすね。
さて、6回までは非常のテンポのいいピッチングで完封ペースだったんですが、7回表に阿部に特大のソロを打たれ(これは仕方が無い。ソロな分だけ助かった)、結局7回を投げ切ってお役ゴメン。
前回も完封していながら、9回に永川を送られていたけど、どうやらマエケンには結構厳しい球数制限をしてるみたいっすね(90〜100球位がリミット?)。
という事で、今まで好投していただけに観客としては「え〜、最後まで投げさせろよ」ってぼやきたくもなるんでしょうが、まぁでもこれは1年目から投球過多には気を配り続けてるマーティーらしい、好采配じゃないっすかね。
最初の年に勢いに任せて頑張りすぎて肩を壊してしまったルーキーってのも少なくないですし、勝ちの目処がついたらいいイメージのまま早めに下ろして次の登板に備えさせるってのも、長い目で見ればそれで正解だと支持したいです。
…ただ勿論、これも現在永川や横山達リリーフの調子がいいからって前提条件があるんですがね(´Д`)。
■おまけ1:今日のラッキー7。
・どうも、マエケンです!
そんな訳で、結局マエケンの後で出てきたシュルツと横山も危なげなくリレーを続けて6−1で勝利。
当然、お立ち台には7回1失点と2試合連続で文句の無い好投を見せたマエケンが呼ばれました(栗原も呼ばれるかなーとは思ったんですが)。
そして、前回の「始めまして!前田健太です!」に続いて今回もファンへのメッセージを求められると、「どうも、マエケンです!これからはぜひ18番のユニフォームを着て球場に来てください!」と、勢いに押される形でやや強気の発言^^。
でも、確かに18番のユニホーム欲しくなりましたがね、マジで。
2着目は赤松にしようかと思ってたけど、マエケンのも買っとくかなぁ…。
・実に理想的なゲームでした。
広島市民球場で大砲揃いの巨人戦と言えば、いくら高相性でも心臓に悪い試合になりがちなんですが、今日は実に理想的な流れでしたね(´Д`)。
序盤に先制して先発がそれを守りきり、中盤から終盤で追加点を加えながら6−1の快勝。
しかも、結局13安打6得点を挙げながらも、試合時間は3時間を大幅に切る、地球とカープファンの胃に優しいエコ試合。
敵・味方共にミスが結構あったにも関わらず、最後まで流れを引き寄せたまま押し切ったってのは、交流戦を貯金で乗り切った成長の証ですかね?
・もしかしたら、今年はイケる?
最近、カープ関連の記事で、「下馬評を覆して」とか、「若いチームの躍進」いう言葉を良く見るようになったけど、本当にいい形でシーズン再会できましたな(´ー`)。これで借金は僅かに1で、3位の巨人とは0.5ゲーム差。
特にこれで対巨人戦は7勝3敗と大きく勝ち越しってのがポイントで、4位でもこのまま巨人にぴったり張り付いていければ、シーズン終盤戦の直接対決で刺せそうっすね。9月には直接対決が2カードもあるし、そのうちどちらかが3位を賭けた天王山となる可能性も。
…あと、今年は阪神が強すぎて1位争いが盛り上がらない代わりに、巨人、広島、ヤクルトの3位争いがセ・リーグで一番注目されそうな予感もあったり(´Д`)。
球団経営的にも今年はファンを増やすチャンスだろうから、Aクラス争いから振り落とされない様に頑張って欲しいっすね。
特に、マエケンの躍進で存在感が薄くなってる大竹は奮起すべしって事で。このままだと来年新球場の開幕投手どころか、後半戦からはローテの順番を入れ替えられる可能性もあるし。
←りざると。結局、マエケン2試合連続の大活躍でした。
次は予定通りに6/29です。
相変らず雨が心配ではあるんデスが(´Д`)。
■おまけ2:今日のスライリー。
↑疲れた…。
↑やっぱりまだ疲れは取れず?
↑試合後、客とハイタッチ。
|