…って事で、今季はオープン戦を含めれば早くも4試合目となる観戦に行ってきますた。
週始めの予想天気予報だと雨だったんですが、今日は見事な花見日和の晴天となり、ゲーム内容も桜満開に相応しい内容でした、ええ(´ー`)。
↑今年も田中宏看板は健在。
・今日もなかなかの客入り。
絶好の花見日和という事は、絶好の野球観戦日和でもあるという事で、今日の客入りも横浜戦にしてはなかなかの埋まり具合。内野の空席状況を見て、応援団が「まるで消化試合」とか言ってたものの、まぁこんなもんじゃないかと。
試合前ではスライリーのサインを求めて長蛇の列が出来ていたり(上の画像参照)、外野は相変わらずのほぼ満員だし。
・先発は長谷川vs高崎。
さて、今日の先発は、カープの方は予想通りに長谷川で、横浜はルーキーの高崎。長谷川は前回は打たれたものの何か掴んだみたいなので期待してみる事に。
そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:天谷(8)、石原(2)、アレックス(9)、栗原(3)、前田(7)、シーボル(5)、梵(6)、東出(4)、長谷川(1)。
横浜:石井(6)、仁志(4)、金城(8)、村田(5)、佐伯(3)、吉村(9)、小関(7)、斉藤俊(2)、高崎(1)。
↑恒例になったメンバー表交換。
カープは結局はこの6連戦全く変わらずのオーダー。まぁ、7番、8番の梵や東出がチャンスを作って、天谷や石原が返すという形に疑問が沸かない事も無いんデスが(´Д`)、打線として機能し始めている以上は動かさないのも当然って所ですかね。横浜の方は相川が休みなのを除けば、こちらも大して大きなサプライズは無し。
↑ようやく、呼びかけて反応してくれる様になったシーボル先生^^;。
←横浜ベンチを挑発するスライリー。
・球場演出の変化2008開幕版。
4/1の時は途中だったので全ては確認出来なかった球場演出の変化デスが、今日の観戦でしっかり確認してきました。
大体以下の感じで。
○スタメンシート紹介のBGMが変更。あと、アナウンサーの「おまたせしました」宣言の後でBGMが鳴り始めたけど、個人的にはイントロが鳴ってから紹介の始まる前のスタイルの方が好きかも。
○市民球場最後の年という事で、応援歌や試合途中の電光掲示板に表示されるショートムービーが、今までの物が復刻されて流されてる(今日は最初の応援歌で1993年のものが流されてました)。
○イニング間の「オールイン!」の代わりに「激」に。というか、球場演出も何かに付けて「激」という言葉が煩いくらいに使われてる。
○フラッグ応援隊は廃止?
○ラッキー7で相手チームにもオフィシャル応援歌が流れる。
○勝ってる場面で9回表に流れていたそれゆけカープの演奏も廃止?
あと、CO2削減を目指した時間短縮の方針の為か、微妙に5回裏のスライリータイムの時間や、試合後から閉門時間までが短くなってる気がしないでもなかったり。
・調子は良くなさそうだったものの、よく頑張った長谷川。
今季2度目となる今日の先発長谷川はやや製救難で、ストライクとボールが割とはっきりしていて、1回から四球を出して得点圏にランナーを置いたり、フルカウントになる事も多かったものの、要所はきちんと抑え、敵の拙攻にも助けられて結果的に7回3失点とまずまず。大量得点の援護を貰ったとは言え、先発としての役割は十分に果たしてくれましたんじゃないかと。
ただ、直球とカープの切れ味は悪くないものの、フォークの制球はイマイチ弱いって印象が。落ちる玉がちょっと露骨に外れがちだったのが課題ですかね。
↑今日はナイスバッテリーと言えるかと。
・まぁ、高崎はまだ力不足って事で…。
一方の横浜先発の高崎も、長谷川より更に輪を掛けてストライクとボールがはっきりし過ぎて、初対戦でありながら2回裏に早々と捕まり、結局4回6失点でKO。
味方のエラーに足を引っ張られたのもあるものの、あれだけボール先行させて苦しくなり、甘いストライクを入れた所で痛打を繰り返している様では、やっぱりまだまだローテに入る程の実力とは言えないんじゃないかと。
・敗戦処理要因にも困る、横浜投手陣…?
ただ、現在の横浜投手陣はそんな力不足のルーキーでも試してみないとならない事情があるみたいっすね。
高崎の後には三橋、ヒューズ、桑原謙と継投したものの、みんなパッとしないというか、敗戦処理ですらマトモに出来てない投手ばかりで、相当苦しいって事を露呈しちまってた感じが(;´Д`)。
特に、ヒューズはかなりアレっすね(´Д`)。コントロールも悪いし、守備もモタつくし(ベースカバーが遅れて石原を1塁セーフにしてしまったのは、敵ながら閉口もの)で、今の所は全くいい所無しなのが厳しいですかね(ただ、縦に落ちるカーブとか、結構良い変化球は持ってそうなんだけど)。クルーンが抜けて抑えも不在だし、敵ながら相当厳しい台所事情じゃないかと。
つーか、いくら制球難だからって、パワーアームの岸本は今の横浜投手陣には必要だったんじゃないかと思わないでもないですが(´Д`)。
←新助っ人のヒューズ。名前の通り、簡単に切れてしまいそうなのが^^;。
・打ちも打ったり、サイクルHRの18安打17得点。
…とまぁ、そんな訳で今日は登板してきた横浜の投手にマトモなのがいなかったお陰もあってか、打ちも打ったり、合計18安打17点の大爆発。
2回裏の梵の打席で佐伯がタイムリーエラーをやらかした事を皮切りに、東出がタイムリーヒット2本の2打点に、天谷が1犠打に1本塁打で3打点、梵が3ランとタイムリーで4打点、アレックスがグランドスラムで4打点、喜田剛がソロホームランとタイムリーで2打点、そしてシーボルが1打点と、今日はチーム全体でサイクルホームランを決めちまいました(´Д`)。
ちなみに一方で、横浜も内川と吉村が2本放ったので、両チーム合わせてホームラン6本と、狭くて柵が低い市民球場ならではと言える、季節としてはちょっと早い、派手な花火大会でした(´ー`)。
点の取り方も取られ方も大味と言えば大味なものの、まぁチームに勢いが欲しかった時にはいいんじゃないですかね。
↑今日は大活躍の喜田剛。
・流れが良ければ、ファインプレーも呼び込む。
そして、珍しく先制していい流れを掴めばファインプレーも呼び込むのか、今日は守備で随所にいいプレーが目立ってました。
覚えてるのだけでも、レフトの前田がファインプレーを2つ決めると、栗原も石井のライトへ抜けるかという当たりをジャンプキャッチ。4/1に新井が見せやがったプレーを負けずに再現して場内を沸かせてくれたので、あの日見に行っていたおいらも溜飲を下げた思いというもので(´ー`)。
ちなみに自軍のエラーで崩れ、相手のファインプレーで反撃を断たれてしまったのは、金曜日に横浜にやられたパターンと全く逆。
…やっぱり、エラーってのは恐ろしいっすね(;´Д`)。
・8回にトラブル発生。
さて、これは試合展開とは関係ないものの、8回表終了後からスコアボードにトラブルが起き、打率表示が佐伯のままストップ、カープが入れた得点も反映されず、打順も中東のままで停滞するという状況が石原の打席が終わるまで続いてました。
←お陰で、それ以降の選手の打率がしばらくこのまま^^;。
んで、それを見た一緒に見てた人からは左打者が続いた所為もあって、「つまり、ずっと中東のターン!」って叫びが聞こえましたが、電光掲示板周りのトラブルはたまに起きるかネタとしては面白…もとい、油断は出来ないんデスよね(´Д`)。個人的に過去No.1だったのは、やっぱりスコアボードにWindowsのデスクトップ画面が出てきた事だけど。
ちなみに、「まぁ今年で最後だし、修理する気も無いんだろ」なんて身も蓋もない呟きも結構聞こえたけど、これは人為的ミスの分類って気が…^^;。
・大量得点を背景に、最後は広池で締め。
先発の長谷川は球数が無駄に多すぎた事もあり、球威が落ちた7回で降板し、8回からは広池が登板。しかし、出てきたはいいけど10球位連続でストライクが入らなかったりして、楽勝ペースに水を差すなとブーイングも浴びてましたが、どうにか2イニングを無失点で終了。内容はともかく、結果だけで言えば、きっちり締めてくれました。
しかし、相変わらずコントロールは悪いものの、スピードガンは直球140km以上を安定して計測していたあたり、使い減りの無い特徴の通り、まだまだ肩は衰えてないみたいっすね。
←ともあれ、快勝おめ♪
・今日のヒーローは長谷川&天谷。
さて、打撃では今日はヒーロー候補が多すぎて困っただろうものの^^;、結局今季初勝利の長谷川と、猛打賞&決勝点を2ランで飾った天谷が2日連続のお立ち台。
天谷の方は慣れてきたのか、ネタにも走ってノリノリだったのに対し、対して終始謙虚なコメントだった長谷川は声が半分枯れてた感じが印象的。
↑今日、ひと際輝いてた天谷フラッグ。
ちなみに、二人に共通していたのは観客数についての切実な願いで、天谷はやや皮肉かかった言葉で、長谷川はド直球でもっと埋めてくれと訴えてました。
←また、好投よろしく。
・今はただ、自信を積み重ねていくのみ。
ぶっちゃけ、今日は未熟なルーキーが先発で相川もお休みと、勝って当たり前と言えば当たり前の試合ではあったんデスが(´Д`)、今日の勝利で大切なのは公式戦で17点も取って大勝したという自信が得られたって事じゃないですかね。
開幕が苦戦スタートとなり、阪神戦でも新井にやられてと、チームの雰囲気が随分悪くなってしまった観はあったものの、サヨナラ勝ちした昨日と今日で連勝にもなり、これで再びチーム内に明るさが戻って神宮へ行けそうで何よりっす(´ー`)。
…あと、栗原にマルチ安打が出たのも注目ですかね。これが復調のきっかけになってくれるといいんデスが。
・最後に、エラーの怖さは他人事ではない事もお忘れなく…って所ですか。
ただ、同時に気を引き締めて欲しいのは、今日の横浜の敗因の1つはエラーや四球絡みの自滅で、これはカープにとっては他人事どころかいつもは自滅している側だし^^;、きちんと教訓にして欲しいっすね。
今日の試合では珍しく逆の立場に立てたものの、それ故に17得点にまで繋がってしまった自滅の恐ろしさも改めて感じたんじゃないかと。
↑りざると。脅威の18安打17得点。
…って事で、次は4/13予定です。
つーか、今月はやたらと週末のゲーム多すぎ(´Д`)。
■おまけ1:今日のスライリー。
何だか、きょぅは随分と色々やってくれた感じが^^;。
■おまけ2:帰りに見かけたカープ坊やマンホール。
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